アスリートが地元掛川を紹介! 「掛川城をバックに戦国武将の気分を味わう」遠州掛川鎧屋

アスリートが地元掛川を紹介!

スペイン代表戦、トライ後の歓喜-斉藤健仁撮影
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長田キャプテンが「どの試合もチャレンジングな試合になると思うが、サクラフィフティーンの準備してきたことをしっかり出し切って、プール戦を突破してベスト8以上を目指す」と意気込むように、目標は初の準々決勝進出だ。

チャージからトライを挙げる長田主将-斉藤健仁撮影

チャージからトライを挙げる長田主将-斉藤健仁撮影

ワールドカップ初戦のアイルランド戦が鍵を握る

女子日本代表はプールCに入り、8月24日(日)にアイルランド代表(世界ランク5位)、31日(日)に前回大会王者のニュージーランド代表(3位)、9月7日(日)にスペイン代表(13位)と対戦する。そして予選プールで2位以内に入れば、目標に掲げる準々決勝(9月13日or14日)に進出することができる。

そのためにはやはり、初戦で強豪のアイルランド代表に勝利して勢いに乗りたいところ。過去の対戦成績は1勝7敗だが、2017年ワールドカップでは14-24、2021年には12-15と善戦し、2022年には国内で29-10と勝利したこともある相手だ。

女子日本代表は男子代表と同様にパス、ランを強みとしてきたが、この3年間でフィジカル、フィットネスを強化し、ディフェンスにも粘り強さが出てきた。7月に国内で対戦したスペイン代表との2連戦では、相手の得点を抑えて連勝している。

スペイン代表戦、トライ後の歓喜-斉藤健仁撮影

スペイン代表戦、トライ後の歓喜-斉藤健仁撮影

また、女子日本代表の武器となっているのがFWのモールだ。海外や日本のリーグワンなどで指導歴を持つ、オーストラリア人のマーク・ベイクウェルFWコーチが丹念に指導してきた。

現に4月に、アメリカ代表に勝利した試合でも十分、モールが通用しており、7月のスペイン代表戦では後半、モールで3トライを重ねて勝利を挙げており、成果が出ていると言えよう。アイルランド代表も総合力の高いチームだが、キックと粘り強いディフェンスで、相手陣で戦う時間を増やして、モールや速いパス回しで得点を重ねて勝機を掴みたいところだ。

モールでトライを挙げるFW陣-斉藤健仁撮影

モールでトライを挙げるFW陣-斉藤健仁撮影

サクラフィフティーンは7年間のマッケンジー体制の集大成として、女子ラグビーW杯に挑む。

■記者プロフィール
斉藤 健仁
スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。2012年から2015年までエディー・ジャパン全54試合を現地で取材。ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「ラグビー語辞典」(誠文堂新光社)、「今こそ行きたい 欧州サッカースタジアム巡礼」(エクスナレッジ)など著書多数。
≫「X」アカウント
https://twitter.com/saitoh_k
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Journal-ONE投稿記者-斉藤 健仁
取材・文:
斉藤 健仁( 日本 )
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