坂元令奈監督の采配に注目
就任1年目の坂元令奈監督にも注目が集まる。現役時代は日本代表で活躍したレジェンドであり、その経験を活かした柔軟な采配が光る。
若手を積極的に起用し、ベテランとのバランスを取る戦術は、今季のトヨタレッドテリアーズをさらに進化させた。
確かに、負けたら終わりのトーナメントはその重圧も計り知れない。ゆえに、選手時代に何度もその重圧を乗り越え、栄光を手にしてきた坂元監督のダイヤモンドシリーズ初采配にも注目したい。

DS初采配となる坂元監督(トヨタ)-Journal-ONE撮影
ダイヤモンドシリーズでの戦い方
トヨタレッドテリアーズは、攻守に隙のないチームだ。打線は若手の勢いと中堅の安定感、ベテランの経験が融合し、どこからでも得点できる。守備では切石捕手を中心に鉄壁の布陣を敷き、ファライモ投手の剛球が試合を支配する。
坂元監督は「一戦必勝の気持ちで挑む」と語る。V3への道は決して平坦ではないが、今季のチーム力なら十分に可能だ。
まとめ:トヨタレッドテリアーズの強さは総合力
若手の台頭、中堅の安定、ベテランのリーダーシップ、そして絶対的エースの存在。これらが融合したトヨタレッドテリアーズは、ダイヤモンドシリーズでも主役となるだろう。
V3達成への期待は高まる準決勝の相手は、同地区2位の豊田自動織機シャイニングベガとなる。プレーオフセカンドステージを接戦で勝ち抜き、勢い付く豊田織機との対戦。
11月15日(土)の14時にプレーボールとなるこの試合は、東京都のジャイアンツタウンスタジアムで開催される。2025年3月に開業した、ジャイアンツタウンスタジアム。もちろん、JDリーグの公式戦は初開催だ。
今シーズン、JDリーグのテーマは“再輝動”。4シーズン目で新たな目標に向かうJDリーグにとって、相応しい会場での相応しい試合展開となることは間違いない。





















