
勝ち越し犠牲飛でMWPに選ばれた内藤選手-Journal-ONE撮影
19日 vs 豊田自動織機シャイニングベガ
翌日の2日目。この試合は前日のロングイニングに続けて上野投手が先発で登板。すると内藤選手の2点本塁打で先制。藤田選手も安打で塁に出ると、続く我妻悠香選手の2点本塁打が飛び出し打線が爆発。すると我妻選手はこの一打で通算100打点を達成し新たな記録を樹立。さらに最終回もマウンドに上がった上野投手は空振り三振で1死を取りました。するとその三振で通算2,500奪三振という前人未到の記録を達成。

ビックカメラ高崎の投手陣を支える上野投手-Journal-ONE撮影
記録達成時、試合を中断し場内アナウンスで祝福。そんな長年にわたり日本女子ソフトボール界を牽引してきた上野投手の偉業に会場からは大きな拍手が。その後も落ち着いた投球で試合を締めくくり見事完投勝利で飾り、地元ラウンド連勝となりました。
ファンとの絆が深まる交流
この2日間、イベントの主役たちが偶然にも大いに活躍。そして上野投手と我妻選手が新たな記録を達成するというまさに ”記録” という言葉がピッタリなラウンドとなりました。
「(もらうときに)なんて声を掛けようかな」「3人の活躍が見られてよかった」とその瞬間を心待ちにするファンたち。賑わう試合直後、列の先頭に並んでいたのはソフトボールをしている中学生の女の子でした。「憧れのビックカメラの選手に会えるのを楽しみにしてきました」と話したその子。3選手の活躍を「本当にかっこよかったです」と笑顔で話しました。
土曜日は藤田選手と内藤選手のデザイン、日曜日は上野投手のデザインのステッカーが配布。試合を終えたばかりの選手たちが会場に姿を見せたところでいよいよ開始です。

その瞬間を待つファンの列ーJournal-ONE撮影
大好評のステッカー
「試合お疲れ様でした!」「ナイスバッティングです!」「記録達成おめでとうございます!」など声を掛けるファン。選手は丁寧にステッカーを渡し「いつも応援ありがとうございます」と感謝の気持ちを伝えていきます。

ステッカーを渡していく藤田選手(左)と内藤選手(右)-Journal-ONE撮影
日曜日は上野投手が2500奪三振を新たに達成したということもあり、「記録達成、おめでとうございます!」とお祝いの声が。「いつも応援ありがとうございます」と笑顔で目線を合わせる上野投手。そんな上野投手の姿がとても印象的でした。
このイベントは選手とファンが直接言葉を交わすことで絆をより強く感じる時間に。親子連れのファンは「普段は声をかけられないけど、今日は話せてよかったです」と話し、選手との距離がぐっと近づいた様子でした。

上野投手との交流でファンも笑顔に-Journal-ONE撮影
笑顔が溢れた2日間
ビックカメラ高崎はレギュラーシーズン最後の地元大会で連勝。記録達成選手たちが揃って活躍したのでした。そして新たに上野投手の2,500奪三振、我妻選手の100打点達成。まさに記録ラッシュのラウンドとなりました。
イベントを通じて選手とファンの絆が深まり、JDリーグの魅力が多くの人に伝わったことは間違いありません。今後もイベントを企画した際には、ファンの皆さんと一緒にお祝いできると嬉しいです。



















