名勝負ハイライト 2003年立命館 vs シーガルズ 学生の執念の逆転勝利
序盤リードを許すも、立命館大学パンサーズが後半に巻き返し勝利! ライスボウル名勝負の記憶に残る、学生のプライドが爆発した一戦だ。
2010年代~2020年代 ライスボウル変遷の転機 大学撤退と社会人日本一へ
2010年代は社会人無双が続き、2021年で学生 vs 社会人の伝統が終了。そして、2022年以降は社会人同士の日本選手権にシフトし、ライスボウル変遷が加速。PanasonicやFujitsuの激闘が新たなハイライトを生む。通算最多優勝: オービック8回、富士通8回。
2010-2021 ライスボウル勝者一覧 社会人無敗の鉄壁時代
- 2010: 鹿島ディアーズ(社会人) vs 関西大学カイザース(学生) → 社会人勝利 19-16
- 2011: オービックシーガルズ(社会人) vs 立命館大学パンサーズ(学生) → 社会人勝利 24-0
- 2012: オービックシーガルズ(社会人) vs 関西学院大学ファイターズ(学生) → 社会人勝利 38-28
- 2013: オービックシーガルズ(社会人) vs 関西学院大学ファイターズ(学生) → 社会人勝利 21-15
- 2014: オービックシーガルズ(社会人) vs 関西学院大学ファイターズ(学生) → 社会人勝利 34-16
- 2015: 富士通フロンティアーズ(社会人) vs 関西学院大学ファイターズ(学生) → 社会人勝利 33-24
- 2016: パナソニックインパルス(社会人) vs 立命館大学パンサーズ(学生) → 社会人勝利 22-19
- 2017: 富士通フロンティアーズ(社会人) vs 関西学院大学ファイターズ(学生) → 社会人勝利 30-13
- 2018: 富士通フロンティアーズ(社会人) vs 日本大学フェニックス(学生) → 社会人勝利 37-9
- 2019: 富士通フロンティアーズ(社会人) vs 関西学院大学ファイターズ(学生) → 社会人勝利 52-17
- 2020: 富士通フロンティアーズ(社会人) vs 関西学院大学ファイターズ(学生) → 社会人勝利 38-14
- 2021: オービックシーガルズ(社会人) vs 関西学院大学ファイターズ(学生) → 社会人勝利 35-18(最終学生参加)
学生勝利ゼロの11年連続社会人制覇。スコア差の拡大が、2022年のフォーマット変更を促した。
名勝負ハイライト 2014年オービック vs 関西学院 残り秒読みのTDラッシュ
終盤にオービックシーガルズのRBが長距離TDを連発! ライスボウル名勝負の決定打で、社会人の絶対優位を証明した。
2022-2025 ライスボウル勝者一覧 社会人同士の白熱バトル
- 2022: 富士通フロンティアーズ(社会人) vs パナソニックインパルス(社会人) → 富士通勝利 24-18
- 2023: 富士通フロンティアーズ(社会人) vs パナソニックインパルス(社会人) → 富士通勝利 29-21
- 2024: 富士通フロンティアーズ(社会人) vs パナソニックインパルス(社会人) → 富士通勝利 16-10
- 2025: パナソニックインパルス(社会人) vs 富士通フロンティアーズ(社会人) → パナソニック勝利 34-27
ライスボウル過去結果の新時代。社会人同士の接戦が増え、2025年のPanasonic逆転劇が最高峰のエンタメを届けた。
名勝負ハイライト 2025年パナソニック vs 富士通 Impulseの逆転劇
第4Q残り2分で7点ビハインドのパナソニックが、QB荒木優也の長距離パスとTDランで逆転! 34-27勝利のライスボウル名勝負で、9年ぶり5回目の優勝を掴んだ歴史的瞬間だ。
ライスボウル歴史総括 学生 vs 社会人の遺産と未来の展望

勝者一覧の向こうに広がるのは、ただの数字ではない。泥まみれでタックルを繰り返した学生の執念と、仕事の後にグラウンドに集う社会人のプロ魂がぶつかり合った、42年間。それは、東京ドームの人工芝を焦がしてきた軌跡だ。
学生が社会人を倒した12回の歓喜も、社会人が学生を圧倒した26回の現実。それらすべてが日本アメリカンフットボールの鏡なのである。
その鏡は2022年から姿を変えた。学生のユニフォームは消え、代わりに社会人同士の頂上決戦が新たな火花を散らしている。
それでもライスボウルは終わらない。2026年1月3日、また東京ドームのライトが灯る。過去の名勝負を胸に刻んだ者たちが、新しい伝説を刻みに来る。熱狂は、途切れない。次なるキックオフを待ち望みたい!














