四国を元気に!高知編 物部川エリアに行こう!

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平下愛佳(トヨタ自動車アンテロープス)
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トヨタ自動車アンテロープスのスコアラーとして活躍する平下愛佳選手。中国・杭州で開催されたアジア大会で得た貴重な経験、そして2026年に地元・愛知で迎えるアジア大会への強い想いを聞きました。

アンテロープスの強さの秘密、キャリアの転機。さらには、未来を担う子供たちへのメッセージ、女子バスケットボールの魅力とは?平下愛佳選手の人柄が伝わる独占インタビューです。

アンテロープスの得点力を支える平下選手-Journal-ONE撮影

アンテロープス好調の秘密|平下愛佳選手が語る強さの理由

3ポイントシュートは最大の武器

—— 先ほど練習を拝見しましたが、やはり3ポイントシュートは平下愛佳選手の強みですね。

平下選手: はい、そうですね。私は身長が比較的大きい方なんですけど、その高さから打てる3ポイントシュートはブロックされにくいと思います。だから、そこは自分の大きな強みだと感じています。

チーム好調の要因は「変わらないメンバー」と「細やかなコミュニケーション」

—— 今シーズン、チームが好調な要因は何でしょうか?

平下選手: まず、去年からメンバーがほとんど変わっていないことが大きいと思います。

それにコミュニケーションが良くとれていることが勝っている要因かなと思います。

練習時にも選手同士のコミュニケーションは欠かさないーJournal-ONE撮影


スコアラーとして意識する「走るバスケット」

—— 試合中、スコアラーとして意識していることはありますか?

平下選手: 今年のチームコンセプトは「走るバスケット」です。大神監督が掲げているこのスタイルは、私自身も好きなプレーで、速攻で点を取るのがすごく楽しいです。

あと、スリーポイントシュートはチームの流れを良くするためにも大事な得点方法だと思うので、打てるタイミングがあれば迷わず打つことを意識しています。

アンテロープスの魅力は「アグレッシブなディフェンスと速攻」

—— アンテロープスの魅力はどんなところでしょう?

平下選手: まず、ディフェンスがすごくアグレッシブなところです。アンテロープスは平均失点も低いチームなので、その強さはぜひ見てほしいです。

それに、そこからの速い攻めも魅力です。誰かが一番に走って、すぐに点を取るプレーは見ていて面白いと思います。

あと、アマカ(オコンクウォ スーザン アマカ選手)という留学生がいるんですけど、その高さを活かしたプレーもすごく良いです。

このように、アグレッシブなディフェンスからスピーディーなオフェンスに切り替わるところ。それが、アンテロープスの魅力だと思います。

アンテロープスの良さは試合で発揮されるという-Journal-ONE撮影

中国・杭州での経験と、地元・愛知での挑戦|平下愛佳選手のアジア大会への思いは?

杭州アジア大会で最も印象に残った中国戦

—— 杭州アジア大会で印象に残っている出来事はありますか?

平下選手: 中国戦が一番印象に残っています。向こうのホームだったので、応援がすごくて、めちゃめちゃアウェイでした。国際大会でもあんなにアウェイになることはあまりないので、驚きました。

中国は熱狂的なファンが多くて、しかも人数もすごく多いんです。だから、大きな体育館で完全なアウェイの中でプレーする経験はなかなかないので、すごく良い経験になりました。

あと、国際大会なので相手も大きいし、フィジカルも強いんですけど、その中でも日本の速いバスケットは通用しました。だから、日本の強みは世界でもしっかり通用するんだなっていうのを学びました。

大会経験で変わったプレースタイル

—— その経験でプレーは変わりましたか?

平下選手: やっぱり変わりました。相手が本当に大きくて、日本国内でやっているような普通のレイアップは通用しませんでした。

だから、工夫しないとシュートまで行けなかったり、いつも打てているタイミングで3ポイントが打てなかったりしました。

目の前に2メートルくらいの選手がディフェンスで付いてくるので、その中でどうかわすかを考えないと簡単にシュートできません。そういう工夫の仕方は、その大会で学べたので、今すごく生きていると思います。

国際大会を経て、更にシュートに磨きがかかった-トヨタ自動車アンテロープス提供

アクセス
トヨタ自動車 葵体育館
  • 東海道新幹線 名古屋駅 - 地下鉄東山線(7分)- 新栄駅 - 徒歩6分
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