昨シーズンは2人だったが、今シーズンは8人が日本代表活動に参加した。PR小林賢太、新加入のPR竹内柊平、木原三四郎(専修大学)、HO平生翔大(関西学院大学)、LOホッキングス、FL下川甲嗣、SH福田賢太、CTB中野将伍とタレントが揃う。
また、現役南アフリカ代表WTB/FBチェスリン・コルビ、元オーストラリア代表NO8ジョーン・マクマーンもいる。
他にも前キャプテンのHO堀越康介、PR垣永真之介、森川由起乙、FL飯野晃司、FL山本凱。フランスから戻ってきたNO8テビタ・タタフ、CTB中村亮土、WTB尾崎晟也、FB松島幸太朗ら元日本代表選手も多い。

フランスリーグからサンゴリアスに復帰したデビタ・タタフ-斉藤健仁撮影
若手もPR山本淳輝、SH宮尾昌典(早稲田大学)、SO高本幹也、WTB安田昂平(明治大学)ら能力高い選手が揃う。
開幕ダッシュと優勝へのロードマップ
開幕からのスタートダッシュがポイント
小野HCは「サンゴリアスでプレシーズンを過ごした選手はしっかり練習できて、ゲームタイムも多かった」と振り返る。
そして、「スコッド54人の選手が全員手を挙げて、シーズン開幕にファーストジャージを着られるようにがんばっている」と目を細めた。
また、小野HCは昨シーズンの反省を踏まえて「6位になるテンプレートは持っているわけで、昨シーズンと同じことは絶対繰り返したくない。昨シーズンの学びから、スケジュールにしても、練習にしても、練習相手にしても、昨シーズンをベースに、今シーズンを取り組んでいる。ファイナルに進出することが大事だが、開幕3試合に向けて準備している」と話した。
優勝した瞬間を味わわせたい
7年あまり優勝から遠ざかっており、チームには優勝を知っている選手も少なくなった。
自身も選手としてサンゴリアスの優勝に貢献したことのある小野HC。「チームを優勝させること。選手時代に優勝した瞬間が一番、楽しいというか幸せな時間だった。仲間とハードワークして、結果残すことが一番楽しいことを今の選手に経験してほしい」と話す。
続けて、「選手たちが優勝した姿を見られるようにサポートして、チームを作っていきたい」と語気を強めた。

サンゴリアス歓喜の瞬間が最後に見られるか‐Journal-ONE撮影
激戦必至!今シーズンもリーグワンが面白い
ワイルドナイツ、サンゴリアスだけでなく、東芝ブレイブルーパス東京は3連覇を目指す。さらに、クボタスピアーズ船橋・東京ベイは昨季のプレーオフ決勝で惜しくも敗れ、雪辱を誓う。
また、コベルコ神戸スティーラーズは昨シーズン3位に躍進し、勢いを維持したいところだ。そして、静岡ブルーレヴズも初めてプレーオフに進出し、さらなる飛躍を狙っている。
こうした強豪が揃うことで、今季のリーグワンは例年以上に激しい優勝争いとなるだろう。
年々、レベルが上がってきているリーグワン。熾烈なトップ6争い、そしてプレーオフでもレベルの高い試合が見られることは間違いない。

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