2月27日(土)から1月7日(水)、ラグビー高校日本一を決める『花園』こと、『第105回全国高等学校ラグビーフットボール大会』が東大阪市花園ラグビー場で開催される。
105回の記念大会で参加校は5校増加
大阪の「冬の風物詩」でもあるこの大会、今季は105回目の記念大会のため、参加校は例年の51校(北海道2校、東京2校、大阪は開催地枠も含めて3校。他の府県は1校)から、56校に増えた。
ちなみに、増加したのは予選出場校の多い千葉、神奈川、埼玉、愛知、福岡の5県だ。
56校出場のため、例年の13校(Aシード3校、Bシード10校)よりシード校は少なくなり、8校が選出された。なお、シード校の優劣はない。3回戦終了後には、準々決勝以降の組み合わせ抽選が再度行われる。
【大会日程】
- 1回戦(24試合):12月27日(土)/28日(日)
- 2回戦(16試合):12月30日(火)
- 3回戦(8試合):1月1日(木)
- 準々決勝(4試合):1月3日(土)
- 準決勝(2試合):1月5日(月)
- 決勝:1月7日(水)
シード8校は春の選抜大会のベスト8から選出
シード校は春の選抜大会ベスト8に進出したチームを中心に選出された。優勝した桐蔭学園(神奈川第1)、準優勝の京都成章(京都)、ベスト4の東福岡(福岡第1)と御所実業(奈良)、ベスト8の大阪桐蔭(大阪第3)、佐賀工業(佐賀)、東海大相模(神奈川第2)の7校。それに加え、ベスト8に入った京都工学院(京都)が京都府予選決勝で敗退したため、國學院栃木(栃木)が選ばれた。
國學院栃木は、選抜大会は佐賀工業に敗れて1回戦で敗退したが、6月の関東大会では桐蔭学園に快勝して関東王者に輝き、さらに夏の7人制ラグビーの全国大会で初優勝して栃木県勢初の高校タイトルを獲得した。このシード8校は12月30日の2回戦から出場する。
今大会は、昨季の花園で2連覇を達成し、さらに春の選抜も制した「東の横綱」桐蔭学園の3連覇がかかっている。それ以外の優勝候補は春の大阪王者の大阪桐蔭や選抜準優勝の京都成章あたりが続くだろう。
ただ、桐蔭学園、大阪桐蔭が絶対的な存在というわけではなく、今シーズンの花園は、大本命が不在で、最後までどこが優勝するかわからない大会と予想されており、ノーシード校が優勝する可能性もあるかもしれない。
3回戦までは、ベスト8にシード8校が順当に勝ち上がってくるのか、それともノーシード校がシード校を下す『シードバック』が起きるかどうかが大きなみどころだ。
強豪校がひしめくブロックでは2回戦から好カード
佐賀工業のブロックは「死のブロック」
まずは佐賀工業が入ったブロックが最も予想が難しく、競争力の高い、いわゆる『死のブロック』となった。
佐賀工業は初戦の2回戦で東海大大阪仰星(大阪第1)と、坂出第一(香川)の勝者と対戦する。ちなみに、優勝6回の地元・東海大大阪仰星が勝ち上がる可能性が高いため、2回戦からビッグマッチとなりそうだ。
さらに、同じブロックにはFW(フォワード)とBK(バックス)にタレントの揃う中部大春日丘(愛知第1)、昨季ベスト8の大分東明(大分)も入った。
そのため、このブロックはどこがベスト8に勝ち上がるかが大いに注目される。
厳しいブロックに入った佐賀工業-斉藤健仁撮影
桐蔭学園のブロックも注目
次に花園3連覇がかかっている桐蔭学園のブロックだ。
2回戦で、ともに優勝経験のある茗溪学園(茨城)vs.常翔学園(大阪第2)の勝者と対戦する。そのため、こちらも2回戦のビッグマッチの1つになるだろう。
他にも、前に出る守備が強みの尾道(広島)、昌平(埼玉第1)も同じブロックに入った。いずれにせよ、桐蔭学園にとっては初戦が大きな鍵となりそうだ。
大会3連覇を目指す桐蔭学園-斉藤健仁撮影
東福岡・京都成章・東海大相模の動向
優勝7回を誇る東福岡は2回戦で石見智翠館(島根)と、早稲田実業(東京第2)の勝者と対戦する。しかし、どちらが勝ち上がっても東福岡の優位は動かない。
また、FWに屈強な選手が揃う東海大相模(神奈川第2)、選抜準優勝の京都成章のシード2校は順当にベスト8まで勝ち上がると見られている。
春の選抜大会準優勝の京都成章-斉藤健仁撮影
御所実業・大阪桐蔭・目黒学院のブロック
選抜ベスト4の御所実業は長崎北陽台(長崎)と同じブロックに入った。

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