だが、26分には大阪桐蔭が攻め込み、SO矢守勇生、FB須田琥珀(ともに3年)とつないで、須田がそのままトライを挙げて、14-7とした。
その後、最後まで國學院栃木が攻め続けたが、ゴールラインを割ることができず、そのままノーサイドを迎え、大阪桐蔭が勝利した。

接戦を勝ちきった大阪桐蔭-斉藤健仁撮影
3連覇を目指す桐蔭学園が快勝
第4試合は前回大会の決勝と同一カードとなった。史上6校目の3連覇がかかる桐蔭学園が登場。今大会ノーシードから勝ち上がってきた東海大大阪仰星と対戦した。
前半2分、桐蔭学園のFB曽我大和(2年)が、DG(ドロップゴール)を決めて3点を先制。7分にはボールを動かして、WTB鈴木豪がトライを挙げて、8-0とリードした。
前半12分には東海大大阪仰星が反撃。FL米谷翔馬(2年)がゴール前のラックからピック&ゴーでトライを挙げて、1点差に迫った。だが、桐蔭学園もモールからキャプテンHO(フッカー)堂薗尚悟(3年)が押さえて、15-7とリードを広げた。

ノーシードの東海大大阪仰星はベスト8止まり-斉藤健仁撮影
後半、先に得点を挙げたのは桐蔭学園だった。2分にPGを決めると、5分、自陣からHO堂薗がラインブレイク。最後はフォローしたCTB坪井悠(3年)がトライを決めて、25-7とリードを広げた。
13分、18点差を追う東海大大阪仰星はボールを大きく動かす。ここから最後は右サイドにいたFL米谷がトライを挙げた。しかし対する桐蔭学園も、17分にモールを押し込む。SO竹山史人がグラバーキック、そのボールを再びCTB坪井が押さえて、32-12と追撃を許さなかった。
ロスタイム、東海大大阪仰星も意地を見せて2トライを返す。しかし、追撃及ばず桐蔭学園が32-22で勝利し、ノーサイドを迎えた。

3連覇に一歩近づいた桐蔭学園-斉藤健仁撮影
準決勝展望
花園ラグビー準決勝は、選抜大会の再戦と「桐蔭対決」という注目カードだ。
選抜大会のリターンマッチ
この結果、1月5日(月)の準決勝は下記の組み合わせとなった。
- 12:45 東福岡(福岡第1)vs. 京都成章(京都)
- 14:30 大阪桐蔭(大阪第3)vs. 桐蔭学園(神奈川第1)
第1試合は3大会ぶり8回目の優勝を目指す東福岡と、初優勝を狙う京都成章の激突となった。両者は春の選抜大会も準決勝で対戦し、京都成章が22-5で勝利している。
東福岡はCTB半田悦翔(3年)を中心とした、伝統的にBKの展開力があるチーム。加えて、キャプテンFL須藤蒋一、PR武田粋幸(ともに3年)らがおり、FWの突破力にも長ける。
控えにも能力の高い選手が揃っており、展開力で勝負して春のリベンジを果たしたい。なおこの試合で東福岡が勝利すると、花園通算100勝となる。
一方、春の選抜大会準優勝だった京都成章は「ピラニアタックル」と呼ばれる激しいタックル。加えて、粘り強い組織ディフェンス、モールが伝統的な武器だ。FWではLO土肥祐斗(3年)を中心にハードワーカーが揃い、SO岡元聡志(3年)は戦術眼にも長けている。第100回大会以来の決勝進出を目指す。
3年連続の「桐蔭対決」
第2試合は大阪桐蔭vs.桐蔭学園の「桐蔭」対決となった。ちなみに、両チームは前々回大会は準決勝、前回大会の準々決勝でも対戦しており、桐蔭学園が25-0、26-14で勝利している。
大阪桐蔭はFWの平均体重が100kg近く。なかでも、LO泊晴理(3年)が中心にフィジカルが大きな武器だ。ディフェンスはキャプテンCTB手崎颯志(3年)が引っ張り、WTBモレノ経廉ザンダー(3年)や吉川大惺(2年)ら、ラン能力の高い選手も揃う総合力の高いチームだ。
史上6校目の3連覇がかかる桐蔭学園は、FWはさほど大きくない。しかし、キャプテンHO堂薗尚悟(3年)を中心に運動量に長けており、モールも武器とする。BKはSO竹山史人(3年)が攻撃をリードし、身長189cmの大型CTB古賀啓志、キックに長けたFB曽我大和(2年)らもいる。FW、BK一体となったアタック、組織的なディフェンスで相手を上回りたい。
なお、桐蔭学園は2回戦で常翔学園(大阪第2)、準々決勝で東海大大阪仰星(大阪第1)、そして準決勝で大阪桐蔭(大阪第3)と対戦。同一大会で大阪勢3校と対戦するのは初めてとなる。

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