シャンソン化粧品──若返りと連覇の両立に挑む
昨年の初代王者として今大会を迎えるシャンソンは、オフに大きな変化を経験した。
エースの吉田舞衣の引退、イゾジェ・ウチェの渡米──戦力は確かに変わった。
しかし、それを悲観する必要はない。
キャプテンの佐藤由璃果を中心に、小池遥や白崎みなみらがチームを支え、そこに大型ルーキーが融合することで、シャンソンは“新しい王者像”を体現しようとしている。
明日(2/14)の準決勝ではデンソーと対戦。昨年の優勝がフロックではなかったことを証明する、最初の大一番となる。
デンソーアイリス──“あと一歩”の壁を壊すために
昨年、ユナイテッドカップ準優勝。リーグ戦も準優勝。「あと一歩」が埋まらないデンソーにとって、この大会は“宿願”に挑む場所だ。
赤穂ひまわりと髙田真希というリーグ屈指のタレントを軸に、デンソーのバスケットは非常に完成度が高い。しかし勝負どころになると、必要以上の慎重さが出てしまう。
今回の短期決戦では、その“殻を破れるか”が焦点になる。明日の準決勝・シャンソン戦は、デンソーが変わるための試金石となるだろう。
トヨタ紡織──若手の台頭が大会を動かす可能性
トヨタ紡織は「若さ」が最大の武器だ。テンポの速い攻撃、積極的な仕掛け、そしてどこか恐れを知らないプレー。勢いに乗った時の爆発力は、どのチームよりも脅威となる。
ENEOSに勝てば明日の準決勝で富士通と激突する構図になる。もし下剋上が起こるとしたら──その中心にいるのはトヨタ紡織だろう。

ユナイテッドカップ初制覇なるか!日本の司令塔・町田(富士通)‐Journal-ONE撮影
そして、15日──女王が決まる
最終日の2月15日には、15時から決勝戦が行われる。二連覇を目指すシャンソン、悲願に挑むデンソー、富士通。
そして、今シーズンの皇后杯を制したENEOSと、勢いあるトヨタ紡織が絡めば、優勝争いは混沌とする。
短期決戦は“何が起きてもおかしくない”。昨年も番狂わせが連続し、決勝は最後の最後まで展開が読めなかった。もちろん今年も同じようなドラマが生まれる可能性は高い。
今日から始まる3日間──女子バスケの未来がここにある
ユナイテッドカップは創設2年目にして、女子バスケットボール界の力関係を揺さぶる大会となった。
選手にとってはこの3日間がキャリアのターニングポイントとなり、クラブにとっては来季の方向性を決める重要な場となる。
そして今日のENEOS vs トヨタ紡織の一戦は、宮崎早織のラストゲームの幕開けでもある。一人の選手の物語と、クラブの未来、リーグ全体の方向性が交差する“特別な開幕日”だ。
いよいよ今日から始まる3日間。女子バスケットボールの未来を、横浜で見届けて欲しい。





















