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侍ジャパン 菅野智之がMLB合流第1号
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MLB組が合流して実戦モードへ

侍ジャパン 宮崎キャンプも、WBC本番まで約1か月となった。ひなたサンマリンスタジアム宮崎を拠点に着実に強度を上げている。

2月22日(日)の午前、球場の空気は明らかにいつもと違っていた。コロラド・ロッキーズの菅野智之が、ロサンゼルス・エンゼルスの菊池雄星と共にMLB所属選手として最初にチームへ合流したからだ。

到着は午前8時過ぎ。球場前に詰めかけたファンの前に姿を現すと、自然発生的に「菅野さーん!」という歓声が湧く。メジャー組“第1号”の合流は、その瞬間からキャンプ全体の温度を一段引き上げた。

この日、合流第1号のニュースは朝から話題となった。そして、侍ジャパンのムードを“実戦直前”のフェーズへと進めた。

縦縞に袖を通し、坂元と談笑する菅野-Journal-ONE撮影

縦縞に袖を通し談笑する菅野-Journal-ONE撮影

投手陣の調整に姿を現した菅野智之

“特別ユニ”の第一印象――紺と赤がらせんを描く縦じまが、動きを立体化する。

まず目を奪うのは、今大会の侍ジャパン・ホームユニフォームだ。白地のベースに、紺色と赤色のストライプが“らせん”を描くように重なり合って縦じまを構成している。

これまでの端正なピンストライプに比べ、見る角度や光の入り方で表情が変わる。動きに合わせて縞模様がわずかに流れるように見える。スピード感としなやかさを同時に演出するこの意匠。代表の新たな“戦闘服”として、選手の身体性を視覚的に強調している。

先ずは、グラウンドコート姿でグラウンドに現れた菅野。軽くランニングを行った後、一旦ブルペンの方へを帰っていった。

その後、もう姿は見られないのかと残念がるファンたちの予想をよそに、再び現れた菅野。待ちわびたファンの前に、半そで姿の侍ジャパン・ホームユニフォームを披露する。この雄姿に、カメラやスマホを持ったファンたちはいっせいにシャッターを切った。

侍ジャパン 菅野智之がMLB合流第1号

侍ジャパン 菅野智之がMLB合流第1号-Journal-ONE撮影

ダルビッシュ有との挨拶―知と経験の“合流点”

この場面で早速、菅野はダルビッシュ有(サンディエゴ・パドレス)と言葉を交わす。ダルビッシュは今キャンプ、怪我による不参加ながらアドバイザーとして帯同し、連日ブルペンを丹念に見て、フォームや球質、配球意図にまで踏み込む助言を行っている。

この日、菅野の合流でMLB組に厚みが出た侍ジャパン。しばらく独自で調整を行った菅野に対し、若手投手たちの動きをチェックしていたダルビッシュ。

お互い、これ以上の交わりは無いかと思われた。しかし、ブルペンからスタジアムへ向かうため、プルペンを出たときにはツーショット。小声で話をしながら足早にスタジアムへと向かって行った。

短い時間ながら、MLBの最前線で積み上げたベテラン同士が触れ合う“合流点”。その姿は、周囲の若手投手にも少なからぬ示唆を残した。投手陣にとって“語り合えるベテラン”の存在は大きい。投球の最適化は結局のところ個別解だが、その個別解に至るための仮説設定や検証プロセスは共有できる。

まず変化球の軌道をどこで曲げるのか。さらに強度のあるストレートをどう見せるのか。そして国際球に対する微調整をどう詰めるのか。ダルビッシュが投げかける問いと、菅野の経験則が交錯すれば、投手陣全体が“言語化→実験→修正”のリズムを手に入れる。

侍ジャパン アップ前に会話するダルビッシュと菅野-Journal-ONE撮影

アップ前に会話するダルビッシュと菅野-Journal-ONE撮影

合流初日から明確なメニュー

合流初日の菅野は、軽めのキャッチボールから入り、最終的に約80mの遠投まで到達。その後は、ブルペンでの投げ込みも行った。

遠投ではスピンの効いた“伸びる”ボールを、抜群のコントロールで投げ続けて仕上がりの良さをアピール。

合流直後にありがちな“体の重さ”や“タイムゾーンのズレ”を感じさせない菅野の仕上がりは心強い。

宮崎でライブBP(打者を立たせた実戦的投球)を1回、可能なら名古屋でもう1回行い、京セラでの強化試合(オリックス戦)初戦に投げる見通しだ。

侍ジャパン 菅野は精力的に練習メニューをこなした-Journal-ONE撮影

侍ジャパン 菅野は精力的に練習メニューをこなした-Journal-ONE撮影

“メジャー組第1号”の意味―スケジュールとケミストリー

今大会の侍ジャパンは、過去最多となる9人のメジャーリーガーが選出されている。しかしその中で、同じ投手陣の松井裕樹(パドレス)の出場辞退が決まった。

アクセス
ひなたサンマリンスタジアム宮崎
  • 宮崎空港 - 宮崎交通バス(13分)- サンマリン前 - 徒歩12分
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取材・文:
Journal ONE( 編集部 )
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