5月24日の結果（デンソー5-0日立）

デンソーブライトペガサスはアラナ・バウター、日立サンディーバは奥野心と両チームともに序盤から走者を出すも、先発投手の好投で得点が生まれない緊迫した展開に。試合が動いたのは3回表、デンソーは1死から住友ゆづきの二塁打でチャンスを作ると、2死三塁から白石望美が適時打を放ち先制点を挙げた。

その裏、追いかける日立も二、三塁と得点の好機を作るもバウターを前にあと一本が出ず無得点に終わる。迎えた4回裏、デンソーはミア・デービットソンが死球で出塁、続く猿田麻実が右中間へ2点本塁打を放ちリードを3点に広げ試合を優位に進めていく。このタイミングで日立ベンチが動き、バッテリーを長谷川鈴夏-小島あみに交代。なんとか相手打線を止め、流れを変えようと我慢の時間が続いた。

長谷川は4回、5回を無失点に抑える好リリーフを見せたが、6回表についにデンソーに捕まる。ミア・デービットソンにソロ本塁打を浴びさらに点差が広がり4-0。投手を援護したい日立は6回裏も三塁まで走者を進め、反撃の糸口を探るも得点には繋がらず。7回表に追いうちをかけるように打撃好調の住友が本塁打を放ち、リードは5点と終盤で更に引き離した。

最終回、日立は代打を送り反撃に出るもバウターが現在東地区防御率3位の実力を見せ、三者凡退に仕留めて完封勝利。打線の援護もあり、圧巻の投球でバウターがチームを勝利に導き、デンソーは今季6勝目を挙げた。-JDリーグ試合結果へ