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ゲームレポート

Hiromi Yasukawa_Iobank_JDleague sec7_31th May 2025
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5月31日の結果(伊予銀行8-6SHIONOGI)

両先発の立ち上がりで明暗が分かれた序盤。SHIONOGIレインボーストークスの先発・中邨花菜が初回を三者凡退で抑える最高の立ち上がりを見せると、その裏に試合が動いた。

SHIONOGIは伊予銀行ヴェールズ先発の黒木美紀から、先頭の中村みなみが左前安打で出塁すると、二盗と捕逸から2死三塁と先制のチャンスを作る。4番・加藤愛夢の中前適時打に続き、5番・氏丸陽南も左前安打で再び2死一、二塁と得点圏に走者を送り、6番・小林美沙紀が右中間に三塁打を放って2点を追加。この回2死から一挙3点を挙げたSHIONOGIが、試合の主導権を握る。

直ぐに点差を詰めたい伊予銀行は、2回表の先頭・高田明日花がチェンジアップを上手くすくいあげて左中間への特大ソロ本塁打を放つと、四球で出した走者を一塁に置いて6番・西窪千尋が左翼線を破る適時二塁打。3失点直後に2点を返して1点差に詰め寄った。

しかしその裏、SHIONOGIは水戸川綾音の安打に四球と失策を絡め、1死満塁と伊予銀行の追い上げムードを断ちにかかる。3番・木村愛の中前適時打、4番・加藤の左犠飛とクリーンナップが再び期待に応えて2点を追加。試合の主導権を取り返した。

3回以降は両投手が流れを取り戻して一点の投手戦となったが、ここから流れを少しづつ得たのは伊予銀行だった。5回からマウンドに上がった庄司奈々のテンポ良い投球が、味方の好守備を立て続けに呼び込み、3点ビハインドのまま最終回に入っていく。

3点を追いかける伊予銀行は7回表、四球と安打で無死満塁とこの試合最大のチャンスを作る。流れを切るべくSHIONOGIはエース・三輪さくらにマウンドを託して逃げ切りを図るが、伊予銀行の流れは止まらない。失策の間に1点を返した伊予銀行は1死後、2番・瀧川愛海の右前適時打で更に1点を追加。なおも1死満塁から3番・安川裕美が三塁手のグラブを弾く強烈な安打を放ちランナー二人が生還して遂に逆転に成功した。

その後、2死一、二塁からも本間の左翼線を抜く走者一掃の二塁打で計6点。ようやく打線がつながった伊予銀行が一挙6点を奪うビッグイニングを作り出し、最終回の守備へとグラウンドに散っていく。

一転して追う立場となったSHIONOGIの最終回の攻撃。二つの安打と四球で2死ながら満塁と同点の走者を塁に出すと、田島茉依の死球で1点を返して粘りを見せる。長打で逆転サヨナラと迫るSHIONOGIは、代打の切り札・小路茜を代打に送り勝負を託したが、伊予銀行の庄司が緩急を上手く使い、二塁手へのゴロで打ち取り反撃はここまで。序盤の大量失点にも諦めなかった伊予銀行が、最終回の集中打で鮮やかな逆転劇を演じた。-JDリーグ試合結果へ

アクセス
わかさスタジアム京都
  • 東海道新幹線 京都駅 - 京都地下鉄烏丸線(3分)- 四条烏丸駅 - 阪急京都線準急(5分)- 西京極駅 - 徒歩6分
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取材・文:
Journal ONE( 編集部 )
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