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6月1日の結果(日本精工1ⅹ-0伊予銀行)

伊予銀行ヴェールズ・黒木美紀、日本精工ブレイブベアリーズ・小栗巳緒乃、両先発投手が持ち味を発揮した見応えある投手戦となったこの試合。
 
伊予銀行が初回、四死球から二、三塁といきなりのチャンスを作ると、本間紀帆の内野安打も絡めて2死満塁まで小栗を攻め立てた。しかし、このピンチを冷静な投球で抑えた小栗が、徐々に持ち前の制球力の精度を上げて伊予銀行打線を封じていく。
 
一方の日本精工も初回、四球で出た走者が盗塁を試み黒木-安川裕美のバッテリーを揺さぶりにかかるも、捕手・安川の好送球で盗塁を許さない。安川は2回裏にも代走の俊足・田中杏奈の盗塁を阻止。伊予銀行が自慢の守備力で黒木を援護し、日本精工のチャンスを摘み取っていった。
 
中々得点のチャンスが掴めない膠着状態の試合が動いたのは4回表、伊予銀行の攻撃だった。四球と齋藤明日加の内野安打で無死一、二塁と得点圏に走者を出すと、犠打で1死二、三塁に走者を進め小栗に再びのプレッシャーを与える。
 
この場面、打撃好調の西窪千尋を迎えた小栗は、丁寧にコーナーを突く投球を見せて三振に切って取ると、続く井上瑞希にも安打を許さず。日本精工が、この試合一番のピンチを乗り切った。
 
そこからは、伊予銀行・黒木、日本精工・小栗の投球精度がさらに高まると、7回を終えて両チーム無得点のまま延長タイブレークに進んでいく。
 
無死二塁から始まる8回の延長タイブレーク、先攻の伊予銀行は犠打で確実に三塁に進め、勝負強い安川に期待をかける。安川はファウルで粘って好球を待つも小栗の高い制球力が勝り、外角いっぱいの球で見逃し三振を奪い無失点で切り抜けた。
 
俄然有利となった日本精工はその裏、無死二塁の走者を桒原伊代が進塁打で三塁に送ると、日本精工・小野洋平新監督は代打に和田凛を送り勝負をかける。
 
ベンチ、スタンドからの祈りを背に打席に入る和田が振り抜いた打球は、投手の横を抜けセンター前へ。三塁走者が生還し、ここまで無失点を続けた小栗の熱投に応える和田の値千金・代打サヨナラ打で、日本精工が今季初の2連勝。スタンドからの声援に笑顔で応えた。-JDリーグ試合結果へ
アクセス
わかさスタジアム京都
  • 東海道新幹線 京都駅 - 京都地下鉄烏丸線(3分)- 四条烏丸駅 - 阪急京都線準急(5分)- 西京極駅 - 徒歩6分
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取材・文:
Journal ONE( 編集部 )
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