9月7日の結果(SGH8-0東海理化)
持ち前の強打が本領を発揮したSGホールディングスギャラクシースターズが、二桁安打を放ち快勝した。
SGHは初回、東海理化チェリーブロッサムズの先発・永谷真衣を攻め、無死一塁から後半戦加入のベイリー・クリングラーが左翼線に強烈な打球を放つ。この打球で一塁から山本星が快足を飛ばして本塁を狙うも、東海理化が見事なカットプレーを見せて本塁封殺。それでも2死満塁とさらに永谷を攻め続けたが、東海理化が踏ん張り無得点で凌いだ。
対する東海理化もSGH先発の小川美沙希の立ち上がりを攻め、2死一、二塁と先制点のチャンスを掴む。しかし、小川も踏ん張り得点を許さず。2回以降の攻防に移っていった。
2回表、SGHは先頭の藤原麻由が中前に安打を放つと、犠打で1死二塁と得点圏に走者を進める。続けてのピンチとなった永谷だったが、ここもベテランらしい緩急自在の投球を見せて本塁生還を許さなかった。
東海理化もその裏、2死から宇田朱里、角平優が連続安打。下位打線で得点圏に走者を進めると、上村奈実も内野安打で続いて2死満塁。三連打で先制のチャンスを作った東海理化だったが後続にあと一本が出ない嫌な流れとなる。
すると3回表、SGHは無死から連続四死球で出塁した走者を送り、1死二、三塁と三度目の先制のチャンスを掴む。ここで5番の森田あさひが、センターへ飛距離充分の犠飛を放ってようやく先制点を挙げた。
追う東海理化もその裏、先頭の貝沼晴香が中前安打で出塁すると、犠打と三塁強襲安打で1死一、三塁と直ぐさま同点のチャンスを作る。しかしこのピンチを小川が抑えきり、またも東海理化は無得点。両チーム毎回のように得点圏に走者を送るもあと一本が出ない序盤の試合展開となった。
SGH3安打、東海理化6安打ながらも得点は1-0でSGHがリードして進んだ5回表、安打で出たクリングラーを一塁に置き、3番・ステーシー・ポーターが右中間を破る適時二塁打を放ち追加点を挙げたSGH。さらに木下、森田にも安打が飛び出す怒濤の攻撃を見せる。1死満塁とチャンスが続く場面、東海理化は永谷から昨日完投した藤本捺希にスイッチして失点を防ぎにかかる。藤本は2死までこぎ着けたものの、内野安打と走塁妨害で得点を許しSGHがこの回一挙4得点と試合を有利に進めた。
ビッグイニング直後、SGHはエースのキャスリン・サンダーコックをマウンドに送ると、三者凡退に切って取り流れは完全にSGHへ。
6回にもSGHは先頭打者の四球を足掛かりに、望月朱里の適時打などで3点を追加して勝負あり。SGHが二桁安打8得点と持ち前の超銀河系打線が機能して刈谷ラウンドを2勝1敗と勝ち越した。ーJDリーグ試合結果へ