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女子ソフトボール日本一へ!-皇后盃第77回全日本総合女子選手権を追う

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全日本総合選手権大会

青森県弘前市を舞台に開催された、第77回全日本総合選手権大会(以下、全日本総合選手権)。1951年から開催されている、国内の女子ソフトボール大会で最も権威のある大会だ。

昨年から皇后杯が下賜され、名誉と格式がさらに高まった大会になっているが、翌年に開催される国民スポーツ大会の競技別リハーサル大会としても重要な役割を持つ。

優勝は豊田自動織機シャイニングベガ

今大会を制したのは、女子ソフトボールの国内最高峰リーグ“JD.LEAGUE(以下、JDリーグ)に所属する“豊田自動織機シャイニングベガ”。

JDリーグ西地区で優勝争いを演じている、“トヨタレッドテリアーズ”を決勝で下し、10年ぶり5回目となる栄冠を勝ち取った。

豊田自動織機には、地元・青森県弘前市出身の須藤志歩二塁手が所属。日本代表としても活躍する須藤選手は、地元の熱い声援を背に決勝でも得点に繋がる三塁打を放つなど、故郷に錦を飾った。

ご当地選手に熱い声援

青森県は、多くのJDリーガーを輩出する女子ソフトが盛んな町。その一人、青森県弘前市出身の溝江香澄監督率いる“NECプラットフォームズレッドファルコンズ”は、弘前市ソフトボール協会などの献身的な運営に応えるような快進撃を見せた。

1回戦から準々決勝まで、3連続完封勝利を果たすと、準決勝ではJDリーグ西地区首位のトヨタを相手に7回表までスコアレスの接戦を演じた。惜しくも決勝進出には届かなかったが、見事な3位入賞を果たした。

強豪チーム同士の対決に沸く

今年の全日本総合では、運命的な組み合わせでトーナメント序盤から見応えある対決が続いだ。

2回戦では、前年度チャンピオンでJDリーグ東地区首位を走る“戸田中央メディックス埼玉”と、西地区首位のトヨタが激突

続く試合でも、JDリーグ東地区で激しい順位争いを演じている“ビックカメラ高崎ビークイーン”と、“日立サンディーバ”が対決するなど、青森のソフトボールファンに強烈なインパクトを与える大会となった。

勝ち上がったトヨタとビックカメラ高崎の対決となった準々決勝は、世界のエース・上野由岐子投手の投球に注目が集まったが、それ以上の注目を浴びたのは、青森県平川市出身の工藤環奈選手だった。

4番として、日本代表が居並ぶ強力ビックカメラ高崎打線をけん引した工藤選手は、3安打固め打ちの闘志あふれるプレーで観客を魅了した。

 

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