


長崎ロープウェイ(稲佐山ロープウェイ)
長崎ロープウェイ、夜景の頂へ誘う天空の旅路
長崎の夜を彩る宝石、稲佐山。標高333メートルの頂から見下ろす夜景は、1000万ドルの輝きとも称され、日本三大夜景の一つに数えられている。長崎の街を一望する長崎ロープウェイは、1958年の開業以来、この絶景へと誘う天空の架け橋である。
長崎ロープウェイの魅力、5分間の空中散歩
長崎ロープウェイの旅は、稲佐山公園駅から山頂駅までの約5分間。距離にして約1.1km。
ゴンドラに乗り込むと、眼下に広がる長崎の街並みが徐々に遠ざかる。港のきらめき、坂道に連なる家々の灯り、そして遠くに浮かぶ島々のシルエット。ゴンドラの窓越しに見える景色に惹きつけられる。
定員36名のゴンドラは、家族連れもカップルも一人旅も、誰もが楽しめる空中散歩を提供している。
アクセスと無料循環バス。訪れやすさの追求
稲佐山へのアクセスは至って簡単。長崎駅から車で約15分、公共交通機関を使えば無料循環バスが便利だ。
長崎ロープウェイの公式サイトや予約ページ「reserve.nagasaki-ropeway.jp」では、無料循環バスの時刻表や予約情報が確認できる。このバスは、長崎市内の主要スポットとロープウェイを結んでいる。
割引とお得情報。賢く楽しむ秘訣
旅の予算を抑えたいなら、割引情報を活用したい。長崎ロープウェイでは、時期によって割引クーポンや特別パスを提供。「じゃらんnet」や「TRAVELS」といったサイトでは、最大50%オフの情報も見られる。賢く計画して感動の夜景をリーズナブルに楽しみたい。
稲佐山の夜景。心揺さぶる光の物語
訪れるたび新しい発見がある、長崎ロープウェイ。山頂に到着すればそこは別世界。展望台から見下ろす昼間の爽やかな眺望も素晴らしい。
長崎の夜景もまた息をのむ美しさで、港を中心に広がる光の帯は、まるで星空が地上に降りたかの様。季節ごとに異なる表情を見せるこの夜景、特に冬の澄んだ空気の中でそれが際立つ。
稲佐山でロマンティックなひととき。あるいは静かな思索の時間を過ごすのも素敵だ。カップルや家族連れだけでなく一人旅の選択肢としても検討の価値がある。
展望台にはレストランやカフェもあり、夜景を眺めながらの食事も可能となっている。新たなルートや施設の拡充が検討されており、さらなる魅力向上も期待される。長崎の旅の選択肢として覚えておきたい。
スポット基本情報
スポット情報
- 住所長崎県長崎市稲佐町364-1
- TEL095-861-3640
- アクセス① 東京駅 - 東海道・山陽新幹線「のぞみ」 約4.5時間 - 博多駅 - JR鹿児島本線特急「かもめ」 約1時間10分 - 長崎駅 - 長崎県営バス(稲佐橋立神行き) 約6分またはタクシー 約2分 - 長崎ロープウェイ(淵神社駅)
② 博多駅 - JR鹿児島本線特急「かもめ」 約1時間10分 - 長崎駅 - 長崎県営バス(稲佐橋立神行き) 約6分またはタクシー 約2分 - 長崎ロープウェイ(淵神社駅)
③ 名古屋駅 - 東海道・山陽新幹線「のぞみ」 約2.5時間 - 新大阪駅 - 山陽新幹線「みずほ/さくら」 約2時間 - 博多駅 - JR鹿児島本線特急「かもめ」 約1時間10分 - 長崎駅 - 長崎県営バス(稲佐橋立神行き) 約6分またはタクシー 約2分 - 長崎ロープウェイ(淵神社駅)
④ 新大阪駅 - 山陽新幹線「みずほ/さくら」 約2時間 - 博多駅 - JR鹿児島本線特急「かもめ」 約1時間10分 - 長崎駅 - 長崎県営バス(稲佐橋立神行き) 約6分またはタクシー 約2分 - 長崎ロープウェイ(淵神社駅) - その他【営業時間】09:00~22:00 【定休日】年中無休(天候・整備等による運休有り) 【その他】有料駐車場38台

- 取材・文:
- Journal ONE( 編集部 )