しまなみ海道から道後・父母ヶ浜へ!卒業旅行・カップルで120%遊び尽くす今治攻略法
しまなみ海道の卒業旅行・カップル旅|今治・道後・香川を120%楽しむ攻略法
ただの観光で終わらせるには、あまりに魅力的な場所がある。
今回のしまなみ海道の卒業旅行・カップル旅において、まず大切なのは「何を見て、どう心が動いたか」という一生ものの思い出ではないだろうか。
瀬戸内の心地よい風、海賊の歴史、そして心までほぐれる道後の湯。さらに香川の絶景まで、日常を鮮やかに塗り替える最高の攻略法をここで詳しく分かち合いたい。

「風になる」という贅沢。サイクリングの楽しさ
車で橋を渡るだけでは、決して気づけない景色がある。なぜなら、ペダルを漕ぎ、自分の呼吸と潮風がひとつになった瞬間、瀬戸内海は本当の美しさを見せてくれるからだ。特に今治から大島へと続く来島海峡大橋を走る体験は、単なる移動ではない。つまり、青い空と海の間を浮遊するような、極上のエンターテインメントなのだ。
亀老山展望公園:隈研吾氏が設計した魔法の絶景スポット
大島に降り立ったら、まず訪れてほしいのが亀老山(きろうさん)展望公園だ。ここは建築家の隈研吾氏が、自然を邪魔しないよう設計した特別な空間である。実際に、展望台そのものが山の中に隠れるような、不思議な造りになっている。
その先には、言葉を失うほど美しい360度の大パノラマが広がっている。特に夕暮れ時、オレンジ色に染まる海と橋を見つめていると、日々の悩みなどどこかへ消えてしまう。これこそが、しまなみ海道の卒業旅行・カップル旅に相応しい「美」への降伏だろう。

【Travel Tips】アクティブかつスマートな選択
もし体力に自信がなくても、電動アシスト自転車(E-bike)を選べば坂道も軽やかだ。また、服装は動きやすさを重視しつつ、写真映えする鮮やかな色を選びたい。そうすることで、瀬戸内の青にその一色が実によく映えるからだ。
海の幸と歴史を味わう。心を満たす寄り道のすすめ
道の駅 よしうみいきいき館:鮮度という贅を尽くした真実
体を動かした後は、やはり美味しいものが欠かせない。例えば、来島海峡大橋のそばにある「よしうみいきいき館」では、獲れたての魚介をバーベキューや海鮮丼で味わえる。激しい潮流に揉まれた身の締まりを堪能すれば、自然の恵みが心もお腹も満たしてくれるハズだ。

今治城と村上海賊ミュージアム:覇者の視点を追体験する
次にお腹がいっぱいになったら、知的な冒険へ出かけよう。かつてこの海を支配したのは「村上海賊」と呼ばれた男たちだ。彼らは単なる略奪者ではなく、海を守る「海の騎士」でもあった。まずミュージアムでその物語を楽しみ、続いて海水をお城の堀に引き込んだ「今治城」へ。当時の覇者たちがこの海をどう見つめていたのか、その視点をなぞることで、旅に深い奥行きが生まれる。

道後という名の様式美。新しさと伝統が混ざり合う場所
道後温泉別館 飛鳥乃湯泉:日本最古の湯をモダンに浴びる
旅の疲れを癒やすなら、やはり道後温泉だ。もちろん本館の風情も捨てがたいが、感度の高い旅人が選ぶべきは「飛鳥乃湯泉(あすかのゆ)」だろう。飛鳥時代の建築様式に現代のアートが融合した空間は、まさに「浸かる美術館」だ。お湯に包まれる時間は、心身を芯から解きほぐしてくれる。

ホテル道後やや:遊び心を知る大人のための隠れ家
宿選びにも、少しの遊び心を加えたい。「ホテル道後やや」のロビーには、蛇口を捻れば溢れ出る「みかんジュース」がある。こうした童心に帰る演出が、大人の旅を豊かにするのだ。さらに朝食の質も高く、翌日の活力も十分にチャージできる。

足を伸ばして香川へ。奇跡の鏡面世界に立つ
父母ヶ浜:旅のクライマックスを飾る一枚
道後を後にしたら、少し車を走らせて香川県三豊市の「父母ヶ浜(ちちぶがはま)」へ。ここは、わざわざ足を伸ばす価値が十分にある場所だ。なぜなら、潮が引いた夕暮れ時、砂浜が巨大な鏡へと変貌するからだ。空と海、そして自分たちが一体となる幻想的な光景は、このしまなみ海道の卒業旅行・カップル旅の締めくくりに相応しい。
【Check Point】絶景に出会うための条件
まず、干潮と日の入りが重なるタイミングを事前に確認すること。
次に、風が止む「夕凪」の時間を狙うと、より美しく反射する。
最後に、水面ギリギリの低い位置で構えるのが、劇的な一枚を撮るコツだ。

「本物」に触れる旅の終わりに。瀬戸内で見つける一生ものの感性
絶景に圧倒され、歴史を知り、温泉と食事に癒やされる。それは単なる消費ではなく、自分の中に新しい感性を育む体験だ。今回のしまなみ海道の卒業旅行・カップル旅には、大切な時間を彩る「本物」が揃っている。
さあ、次はあなたが、あの美しい景色の中に立つ番だ。
【大人の嗜み】しまなみ・道後・香川を巡る1泊2日の旅情スケジュウル
この旅を美しく完結させるために、私がお勧めする理想的な時間の使い方をご紹介したい。無理のない足取りで、瀬戸内の光を余すことなく享受するプランだ。
■第1日:青い風と歴史に抱かれる、今治・道後への旅路
まず、旅の始まりは今治から。午前中に到着し、地元の味で活力を蓄えてから出発を。
| 時間帯 | 行程 | 所要時間(目安) |
|---|---|---|
| 11:30 | JR今治駅着、駅周辺で名物の昼食 | 約1時間 |
| 13:00〜14:30 | サンライズ糸山でE-bikeをレンタル 来島海峡大橋サイクリング | 約1.5時間 |
| 14:30〜15:30 | 亀老山展望公園から絶景を堪能 | 約1時間 |
| 16:30〜17:30 | 今治城を散策(お堀と城郭の見学) | 約1時間 |
| 18:30 | 道後温泉「ホテル道後やや」到着・宿泊 | ー |
| 20:00〜21:00 | 道後温泉別館 飛鳥乃湯泉にて入浴 | 約1時間 |
それから、夜の道後温泉をゆっくりと歩き、歴史ある街の風情を肌で感じてみてほしい。
■第2日:知的好奇心と、奇跡 of 鏡面世界への誘い
続いて、二日目は知的な冒険から始めよう。歴史を学んだ後、最後に最高の絶景が待っているハズだ。
| 時間帯 | 行程 | 所要時間(目安) |
|---|---|---|
| 9:00〜10:30 | 道後ハイカラ通り散策・お土産選び | 約1.5時間 |
| 11:00〜12:30 | 今治へ移動 → 村上海賊ミュージアム見学 | 移動含む約1.5時間 |
| 13:00〜14:30 | よしうみいきいき館で海鮮BBQの昼食 | 約1.5時間 |
| 14:30〜16:30 | 香川県三豊市へ移動(高速道路利用) | 約2時間 |
| 17:00〜18:00 | 父母ヶ浜にて夕景の撮影・散策 | 約1時間 |
| 18:30 | 解散、またはJR詫間駅等より帰路へ | ー |
なぜなら、父母ヶ浜の夕景は日没前後のわずかな時間こそが最も美しいからだ。そのため、移動は余裕を持って行ってほしい。


















