増田侑希選手(戸田中央メディックス埼玉)インタビュー
― 初の代表、緊張していますか?
増田)はい、結構緊張してます(笑)。
― 今回、アジアカップ日本代表に選ばれた時の心境を教えてください。
増田)ジャパン選出され、正直ちょっとびっくりしました。自分自身を信じてもらえたんだなって思って、「一日一日を精一杯頑張ろう」という気持ちで臨んでいます。

インタビューに応える増田侑希投手(戸田中央メディックス埼玉)-Journal-ONE撮影
― 普段のチーム(戸田中央)でプレーする時と比べ、日本代表チームの異なるところを教えてください。
増田)戸田中央は、トップリーグ経験が豊富な年上の選手と若手の選手との年齢層が広いです。そのため、先輩たちに色々とアドバイスを受けることが多いのですが、今回の日本代表メンバーは同年代の選手が多いため、全選手が率先垂範して動いています。その中に入り私自身の勉強にもなりますし、「(戸田中央に戻っても)もっとこうやってみようかな」と、新鮮な気持ちや違う価値観でソフトボールに取り組めています。
増田)同年代が多いですから、チームのために自分も出来ることは早くやろうという意識が強くなります。新人の頃は必然的にそういった仕事も多くありましたが、年齢が上がると指示を出す方が多くなっていましたので、何かこう懐かしい気持ちというか、新鮮というか…他の選手たちも同じ気持ちのようで、こういった一体感も良いコミュニケーション作りになっていると思います。

オーストラリア代表を相手に力投する増田投手‐Journal-ONE撮影
― 日本代表合宿に赴く際、戸田中央のチームメイトからとても心配をされて送り出されたそうですね
増田)私自身こんな性格なので、みんな心配してくれて「大丈夫か?」と言われました(笑)。でも同じチームから、日本代表歴が長い後藤選手も招集されているので大丈夫、安心して行ってくるようにと言われました。今シーズンから戸田中央に移籍してきた後藤選手には、私が色々とチームのことを教える機会があったのですが、日本代表チームでは、ジャパンの先輩・後藤選手に色々と教えてもらっています。
― 最後に、アジアカップへの意気込みを聞かせてください。
トップジャパンの舞台に立つ初めての大会なので、自分自身緊張することも恐らく多いと思います。しかし、自分らしく自分の力を出せるよう、チームの勝利に繋がるよう貢献していきたいと思います。

新鮮な気持ちで代表合宿を過ごしていると話す増田選手‐Journal-ONE撮影
藤森捺未選手(日立サンディーバ)インタビュー
― 今回、アジアカップ日本代表に選ばれた時の心境を教えてください。
藤森)トップジャパン代表としてプレーできるというのは本当に嬉しいですし、ジャパンを背負うというのはソフトボールのキャリアの中で最高のできごとだと思いますので、アジアカップでしっかりとチームに貢献して日本の強さを世界に広めたいと思っています。

インタビューに応える藤森捺美選手(日立)-Journal-ONE撮影
― 普段のチーム(日立)と比べ、日本代表チームの雰囲気はどんな感じですか?
藤森)今回招集されたアジアカップのメンバーはすごく若くて、みんな明るく楽しくソフトボールをやっています。一方で、日本の勝利のために集まった選手たちですから、一球にこだわる強さだったり、自らの技術を高めたいという向上心がとても強いと感じますし、一緒にプレーしていて刺激にもなります。日立というすごく良いところがたくさんあるチームでソフトボールに集中して取り組んでいること、日立とは異なった雰囲気の中で取り組めていること、それぞれが自分にとって良い経験になっています。
― 日本代表における藤森選手の役割は何だと思いますか?
藤森)やはり、バッティングでしっかりとアピールしていきたいと思っています。出場して打席に入るときは、出塁率を意識した選手として活躍してチームに貢献したいですし、走塁も私自身の持ち味のひとつですので、それもしっかりと活かして活躍できたらなと思ってます。

オーストラリア代表戦でもシュアな打撃を見せた藤本選手(日立)-Journal-ONE撮影
