常連・仙台育英のアクシデントで考えること
8回裏、9回裏と走者を出して反撃の糸口を掴んだかに見えた鳥取城北打線だったが、ここ一番で三振を奪う中川の前に得点することができず。結局、仙台育英が中川の散発4安打、奪三振9の完封で鳥取城北を下して二回戦進出を決めた。

ホッとした表情でグラウンドを後にする須江航監督(仙台育英)-Journal-ONE撮影
真昼の甲子園と比べれば・・・とは言え、甲子園常連校の選手でも厳しい気候となった大会2日目の”午前の部”。これが普通の試合時間だったらと想像すると恐ろしい。
第107回全国高等学校野球選手権大会は、気候変動に対応すべく様々手を打っているものの、まだ熱中症を克服するまでには至っていない。選手、応援団、そして観客が安心して高校野球を楽しめる環境を作るため、それぞれが協力して新たな夏の甲子園の在り方を考え続けたい。
