すると8回表、山梨学院は3連打で二死満塁と勝ち越しの好機を作り出す。ここで、1番に戻って石井がセンター頭上を越える逆転二塁打を放って走者一掃。ついに、帝京の仁禮をマウンドから降ろした。
5-3と逆転に成功した山梨学院。その後も、渡部が帝京の上位打線を無安打に抑える力投を見せた。さらに、9回にも連続二塁打で追加点を挙げた山梨学院。結局、15安打6得点と打線が爆発して帝京を下した。

1年の渡部に声を掛ける菰田陽生-Journal-ONE撮影
次戦は九州国際大付属
帝京・仁禮の粘投に苦戦した山梨学院だったが、最後は強力打線が本領を発揮してベスト8に進出。そして、次戦は11月16日、九州地区チャンピオンの九州国際大付属と対戦する。
明治神宮野球大会は、球界注目の二刀流・菰田の活躍がまだ観られる。そのため、週末の神宮球場には多くの高校野球ファンが訪れることだろう。



















