つまり、富樫はBリーグの象徴であり、ファンの心を掴んで離さないスターだ。そして、彼のスピード感あふれるプレーは、オールスターの華やかな舞台でさらに輝きを増すだろう。
加えて、今年からBリーグに参戦した北海道の富永啓生が初出場することも見逃せない。日本代表で圧巻の3ポイント決定率を記録した彼は、アメリカでの挑戦を終えて満を持して帰国。つまり、世界を知る若きスコアラーが、この特別な舞台でどんなインパクトを残すのか、注目せずにはいられない。
そのうえ、地元・長崎ヴェルカから馬場雄大と川真田紘也が選ばれたことは、長崎ファンにとって最高のニュースだ。馬場は日本代表経験を持つスーパースターであり、川真田はゴール下での圧倒的な存在感を誇る。
つまり、二人がホームで躍動する瞬間は、長崎スタジアムシティ全体を歓喜で包み込むだろう。

富永がBリーグ1年目からオールスターに出場-Journal-ONE撮影
オールスター2026のチケット情報
一方で、座席や価格の詳細はまだ発表されていない。
なお、チケット販売は12月上旬に予定されているので、公式ホームページで随時更新情報をチェックすることを忘れずに。
オールスター2025プレイバック
圧倒的な盛り上がりとSNSでの話題
昨年2025年の「りそなグループ B.LEAGUE ALL-STAR GAME WEEKEND 2025 IN FUNABASHI」は、ららアリーナ東京ベイで開催された。会場は圧倒的な盛り上がりを見せ、SNSでも話題が沸騰した。
MVPは富樫勇樹、B.WHITEが勝利
まず、メインゲームでMVPに輝いたのは富樫勇樹(B.WHITE)である。富樫は3ポイントシュートを5本沈め、試合を通じてゲームを支配した。B.WHITEは119-114でB.BLACKを下し、富樫は100万円の賞金を獲得した。試合後、富樫は「ホームでの開催なのでMVPを狙っていた」と語り、観客をさらに熱狂させた。

MVPの富樫と次回開催の長崎・馬場-Journal-ONE撮影
コンテスト部門の熱戦
さらに、コンテスト部門も白熱した。スキルズチャレンジでは篠山竜青が僅差で初優勝した。比江島慎は3ポイントコンテストで延長戦を制し、勝利を手にした。ダンクコンテストではアンソニー・ゲインズ・ジュニアが豪快なパフォーマンスで審査員を魅了し、観客の度肝を抜いた。
U18オールスターで次世代スターが躍動
一方で、U18オールスターではU18 JADEの林空翔やU18 HELIOSの関谷間が圧倒的な活躍を見せた。林は22得点を記録し、関谷はダブルダブルを達成した。つまり、昨年の大会はトップ選手だけでなく、次世代スターの存在感も際立っていたのである。

U18のオールスターも好プレーの数々で盛り上がった-Journal-ONE撮影
試合前の演出で観客を魅了
さらには、試合前の演出も観客を喜ばせた。篠山竜青が銀色スパンコールの衣装で空から登場し、観客を驚かせた。辻直人はホーキンソンと即興パフォーマンスを披露し、会場を笑いと興奮で包んだ。こうした演出があったからこそ、試合開始前から一体感が生まれていたのである。

篠山はプレー以外でのパフォーマンスにも期待-Journal-ONE撮影
B.WHITEとB.BLACKの豪華ラインナップ
さらに、B.WHITEとB.BLACKの構成も豪華だった。B.WHITEには富樫勇樹、渡邊雄太、田代直希らホーム・千葉の選手たちが名を連ねた。一方で、B.BLACKにはホーキンソン、比江島慎、ニュービルなど日本代表経験者が揃った。だからこそ、試合は最後まで緊張感に満ちていた。
オールスターが長崎で開催される期待
昨年のららアリーナは、MVP富樫勇樹を筆頭に、篠山、比江島、ゲインズらが全力でエンターテインメントを提供した。今年のハピネスアリーナでは、富永啓生の初出場をはじめ、新しいストーリーが生まれることが期待される。つまり、歴史と未来が融合する長崎でのオールスターは、昨年以上の熱狂を約束する大会である。

ハピネスアリーナのある長崎スタジアムシティ-Journal-ONE撮影




















