ワイルドナイツの戦いが、再び日本のラグビーシーンを熱くする。『NTTジャパンラグビー リーグワン2025-26』の開幕が迫って来た。
12月13日(土)にいよいよ開幕する国内最高峰リーグ。5シーズン目を迎える今大会は、各チームが進化を遂げ、激戦必至のシーズンとなりそうだ。
中でも注目は、王座奪還を誓う埼玉パナソニックワイルドナイツ。初代王者のプライドを胸に、4シーズンぶりの頂点を目指す戦いが始まる。

4年ぶりの王座奪還を目指すワイルドナイツ-Journal-ONE撮影
4シーズンぶりの優勝を目指すワイルドナイツ
12チームで優勝争うディビジョン1において、「今シーズンこそ!」と意気込んでいる優勝候補の2チームを紹介する。
まずは埼玉パナソニックワイルドナイツだ。ホストエリアは埼玉県。ホストグラウンドは、熊谷スポーツ文化公園にある『熊谷ラグビー場』だ。2021年から、ラグビー場の隣にある練習グラウンドでトレーニングしている。公園内にあるため、練習は常にオープンでファンに開かれている。
三洋電機時代から『堅守速攻』を伝統的な武器としている『野武士軍団』こと、ワイルドナイツ。リーグワン初代王者に輝いたが、2シーズン目と3シーズン目はプレーオフ決勝で涙を飲んだ。
そして、昨シーズンもリーグ戦2位でプレーオフに進出。しかし、準決勝でクボタスピアーズ船橋・東京ベイに敗れて4位に沈んだ。

昨年の準決勝 S東京ベイ戦-Journal-ONE撮影
ワイルドナイツ 新体制で挑む王座奪還への戦略
季今、王座奪還を掲げるワイルドナイツは首脳陣が変わった。10シーズン、チームを率いた世界的名将のロビー・ディーンズHC(ヘッドコーチ)が、エグゼクティブアドバイザーとして一歩退き、6シーズン、コーチを務めた金沢篤氏がHCに昇格。
そして、チームのレジェンドである元日本代表HO(フッカー)の堀江翔太。そのレジェンドが、スクラムを中心に指導するFW(フォワード)コーチに就いた。

古巣に戻った堀江翔太FWコーチ‐斉藤健仁撮影
少し悩んだが、HC昇格の話を快諾したという金沢HC。
「ロビーさんから、次のHCと思っていただけたのはうれしい。ロビーさんは僕の横にいて刺激を与えてくれる人。誰でもなれるものでもないし、評価していただけるなら、チャレンジしてみようという思いがあって、受けさせていただいた」と話した。
リーグトップクラスの選手層
ワイルドナイツは、今シーズンもリーグトップクラスのメンバーを揃える。優勝候補の一角であることは間違いない。
現役代表選手たちが集う
秋の日本代表欧州遠征に参加したタレントが揃う。新人のHO佐藤健次(早稲田大学)、LO(ロック)/FL(フランカー)ジャック・コーネルセン、FLベン・ガンター、CTB(センター)ディラン・ライリー、CTB/WTB(ウィング)長田智希だ。
現役南アフリカ代表のLOルード・デヤハーと、CTBダミアン・デアレンデも健在だ。
日本代表経験者も豊富
加えて、キャプテンHO坂手淳史、PR(プロップ)ヴァルアサエリ愛、稲垣啓太、クレイグ・ミラー、FL福井翔大、FL/HO布巻峻介のフォワード陣。
さらには、SH(スクラムハーフ)小山大輝、SO(スタンドオフ)山沢拓也、WTB竹山晃暉、FB(フルバック)野口竜司らのバックス陣にも日本代表経験者が多い。

35歳のベテラン稲垣啓太-斉藤健仁撮影
他チーム垂涎の分厚い選手層
他にも、元オーストラリア代表のトライゲッター「サイクロン」こと、WTBマリカ・コロインベテ。昨季の得点王のSO山沢京平と分厚い選手層を誇る。
また、FLラクラン・ボーシェー、CTBヴィンス・アソ、LOエセイ・ハアンガナといったスーパーラグビーで活躍した実力者。彼らが今シーズンからカテゴリA(制限なく試合に出場できる選手)となった。
加えて、新人だが大学から日本でプレーするPRリサラ・フィナウ(大東文化大学)、FLユアン・ウィルソン(立正大学)、WTBモーリス・マークス(東洋大学)。彼らもカテゴリAである。
金沢HCは「FLユアン、CTB谷山隼大、SH萩原周といった若い選手に期待しています。経験ある選手に良い刺激を与えてくれています」と目を細めた。

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