花園ラグビー準々決勝戦評と準決勝展望
- 東福岡(福岡第1)vs.東海大相模(神奈川第2)
- 京都成章(京都)vs.御所実業(奈良)
- 大阪桐蔭(大阪第3)vs.國學院栃木(栃木)
- 東海大大阪仰星(大阪第1)vs.桐蔭学園(神奈川第1)
準々決勝のハイライト
花園ラグビー準々決勝では、東福岡・桐蔭学園など強豪が激戦を繰り広げた。
50大会ぶりベスト8の東海大相模は逆転負け
準々決勝の第1試合は3年ぶりの8度目の優勝を目指す東福岡が、50大会ぶりのベスト8進出となった東海大相模の挑戦を受けた。
前半は攻める東福岡、守る東海大相模という展開となった。試合が動いたのは前半23分、東福岡がFW(フォワード)で攻め込み、ラックからPR(プロップ)武田粋幸(3年)が持ち込みトライ。ゴールも決まり7点を先制する。
前半ロスタイム、東海大相模も反撃し、大型FWがラックを連取して、LO(ロック)笹部隆毅(3年)が右中間にトライを挙げて7-7の同点に追いついた。

東海大相模は一歩及ばず-斉藤健仁撮影
後半、先に得点を挙げたのは東海大相模だった。5分、相手ゴール前のラインアウトからモールを形成し、FL(フランカー)田村駿介(2年)が押さえてトライ。11分にもPG(ペナルティゴール)を沈めて、10点をリードした。
しかし、東福岡は14分、FW、BK(バックス)一体となってボールを大きく動かし、NO8(ナンバーエイト)須藤蒋一(3年)が、ラインブレイクからトライを挙げて3点差に迫る。
さらに26分にもボールを展開し、途中出場のSH(スクラムハーフ)橋場璃音(2年)がトライして21-17と逆転に成功。そのまま東福岡が勝利し、ベスト4に進出した。

後半逆転した東福岡-斉藤健仁撮影
春準優勝の京都成章が近畿勢対決に勝利
第2試合はともに初優勝を目指す京都成章と、御所実業の近畿勢同士が激突した。両校は月に何度も練習で身体をぶつけ、選手同士もよく知っている仲だという。
先手を取ったのは選抜大会準優勝の京都成章だった。前半9分、ボールを動かし、SO(スタンドオフ)岡元聡志(3年)がロングパス。これを通して、WTB(ウィング)齊藤稀茶(2年)がトライした。

京都成章のディフェンスを崩しきれなかった御所実業-斉藤健仁撮影
11分にもCTB(センター)森岡悠良(3年)が相手のパスをインターセプト。その後、裏にキックを蹴り、そのボールをFB(フルバック)春藤大翔(2年)が押さえた。その結果、京都成章が12-0とリードした。
守備でリズムを作った京都成章は、さらに2つのPGを重ねて、18-0とリードして前半を折り返した。
後半3分、18点差を追う御所実業は武器であるドライビングモールから、LO津村晃志(3年)がトライを挙げて、11点差に追い上げる。
だが、すぐに京都成章もモールを起点に反撃し、LO土肥祐斗(3年)がトライを挙げて、23-7とリードを広げた。
その後は膠着した状態が続き、ロスタイムに御所実業がモールからトライを返す。しかし、京都成章が23-12で勝利した。

前半からリードを奪った京都成章-斉藤健仁撮影
大阪桐蔭がディフェンス勝負を勝ち切る
第3試合は2度目の優勝を目指す地元の大阪桐蔭と、初優勝を狙う國學院栃木が激突した。ともに守備に定評があるチームのため、クロスゲームが予想された。

強力なディフェンスを見せた両チーム-斉藤健仁撮影
試合が動いたのは前半13分、大阪桐蔭がモールを形成して前進、最後はSH福島悠右(3年)が押さえて、7-0と先制に成功。その後は両チームとも得点を挙げることが出来ず、後半を迎える。
ようやくスコアボードが動いたのは後半19分。國學院栃木がラインアウトからボールを展開する。そして、右端にWTB家登正宜(3年)がトライを挙げて、7-7の同点に追いついた。

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