花園準決勝の結果と対戦カード一覧
1月5日(月)、東大阪市花園ラグビー場で「花園」こと、全国高校ラグビー大会の準決勝2試合が行われた。準決勝にはシードの4校が勝ち上がり、下記の対戦となった。
・京都成章(京都)vs.東福岡(福岡第1)
・桐蔭学園(神奈川第1)vs.大阪桐蔭(大阪第3)
京都成章が主導権を握った東福岡戦(第1試合)
第1試合は3大会ぶり8回目の優勝、そして『花園100勝』を目指す東福岡と、2019年度以来の決勝進出を狙う京都成章の対戦となった。花園での対戦は東福岡が4勝1敗とリード。しかし、今季の選抜大会では準決勝で対戦して京都成章が22-5で勝利している。
序盤はディフェンスに定評のある京都成章がペースを掴む。前半8分、スクラムからボールを継続した京都成章。最後はゲームキャプテンを務めるLO(ロック)土肥祐斗(3年)が右中間に飛び込みトライ。
その後も京都成章が相手陣でプレーを続けると、22分にはスクラムを起点に攻め込み、最後はHO(フッカー)米本啓太朗(3年)が中央にトライ。CTB(センター)森岡悠良(3年)がゴールを決めて12-0とリードを広げる。対する東福岡は27分、自陣奥からボールを大きく動かし、最後はSO(スタンドオフ)藤野桜生(3年)が右中間にトライを挙げて5点を返した。

『花園100勝』に届かなかった東福岡-斉藤健仁撮影
京都成章が38–19で快勝し2度目の決勝進出へ
後半、先に得点を挙げたのはリードしていた京都成章だった。1分、ラインアウトからのサインプレーでWTB(ウィング)篠颯太郎(3年)が抜け出し、CTB森岡がサポートしてトライ。5分にはスクラムからのサインプレーでWTB篠、さらに9分、FW(フォワード)の連続攻撃からPR(プロップ)辻子倫太朗が押さえてトライ。12分にもサインプレーからCTB森岡がトライを挙げて、38–5として勝負を決めた。
東福岡も24分、28分に反撃。モールからLO(ロック)稗田正楽、FL(フランカー)内田瑛佑(ともに3年)がトライを挙げた。しかし、東福岡の反撃を凌いだ京都成章が38-19で快勝。2度目の決勝進出を果たした。
東福岡のNO8(ナンバーエイト)須藤蔣一(3年)は「京都成章さんの素晴らしいアタックに対応しきれず、自分たちのディフェンスが崩れてしまった。ただ、最後の最後まで諦めずにやり切ろうという気持ちで、みんなが戦ってくれたので悔いはない」と話した。
一方、トライも挙げた京都成章のゲームキャプテンLO土肥は「仲間全員がサポートしてくれ、フィールド内の15人、その他の30人も戦っていますし、勝利できたのは全員の力」と胸を張った。

後半一気に勝負を決めた京都成章-斉藤健仁撮影
桐蔭学園と大阪桐蔭による『桐蔭対決』の詳細(第2試合)
第2試合は7大会ぶり2度目の優勝を狙う大阪桐蔭と、3年連続6度目の優勝を目指す桐蔭学園の『桐蔭対決』となった。両校は花園で3大会連続での対戦となる。過去は桐蔭学園が一昨年度は25-0、昨年度は26-14で勝利している。なお、昨年5月のサニックスワールドユース交流大会でも両校は対戦している。その時は、大阪桐蔭が20-10で勝利した。
先制したのは桐蔭学園だった。前半5分、キックカウンターからFW、BK(バックス)とボールを継続する。その後、右外へ展開して最後はWTB鈴木豪(3年)がトライを挙げて、5点を先制。その後は膠着状態が続き、スコアボードは動かなかった。29分、桐蔭学園はハイボールキックからボールをターンオーバーして攻め込み、最後はPR喜瑛人(3年)が押さえて10-0とリードして前半を折り返した。
後半、先に得点を挙げたのは10点を追う大阪桐蔭だった。スクラムを起点にFB(フルバック)吉川大惺(2年)が抜け出し、WTBモレノ経廉ザンダー(3年)がトライ。FB吉川がゴールを決めて、3点差に追い上げる。さらに17分、ラインアウトからLO冨永竜希(2年)が抜け出してトライを挙げて、大阪桐蔭が14-10と逆転に成功した。

激しい戦いとなった『桐蔭対決』-斉藤健仁撮影
試合終盤に生まれた桐蔭学園の劇的サヨナラ勝利
逆転に次ぐ逆転の展開は衝撃の結末に
ここから試合は激戦となる。まずは、22分に桐蔭学園はゴール前でモールを組んだ。ここから、最後はラックからPR喜がねじ込んで17-14と再逆転。しかし、26分に大阪桐蔭も中央左のスクラムからCTB須田琥珀(3年)が抜け出す。そして、最後はFB吉川がトライ。さらに吉川がゴールも決めて、21-17と再び逆転した。

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