モロッコ王国ってどんなところ?
モロッコ大使館とのコラボ特集
日本から11,630km離れた、アフリカ大陸の北西端に位置する“モロッコ王国”(以下モロッコ)。Journal-ONE編集部は2024年夏のある出会いをきっかけに、モロッコ大使館ご協力のもとモロッコ特集を行っています。
第1弾では岐阜県にある ”ぎふワールドローズガーデン” にあるモロッコの伝統的な造りをした庭園で開催されたイベントを取材。その後もモロッコの文化や、モロッコ料理、モロッコでしか作ることができない ”アルガンオイル” について専門家にインタビューをしました。
そして第4弾ではモロッコの観光事業についてモロッコ政府観光局の担当者にお話を伺うことに。モロッコを旅行する前にどんな観光地があるのか、さらに詳しくなっていきましょう!

ぎふワールド・ローズガーデンにあるモロッコガーデンーJournal-ONE撮影
モロッコ政府観光局が日本に開設
政府観光局ってなに?
今回お話を伺ったのはモロッコ政府観光局 日本代表のイギデル アマールさんです。旅行会社に勤めていたアマールさんはご結婚を機にご主人の転勤で来日。そんなアマールさんは日本に来て、なんと30年目を迎えたそうです。それでは早速、モロッコの観光事業や人気の観光地などたくさん教えていただきましょう。
まず、皆さんは政府観光局とは何か知っていますか?
それは、自国や地域への外国人旅行者を誘致するためのプロモーションやマーケティングを行う機関のことを指します。日本でも唯一、独立行政法人国際観光振興機構、通称 ”日本政府観光局(JNTO)” が公的専門機関としてこの役割を担っています。

モロッコ政府観光局のアマールさん‐Journal-ONE撮影
アマールさん:「モロッコ政府観光局も、観光という切り口から多岐にわたる業務を担っています。大きく分けるとまず観光プロモーション、旅行ルートの開発、市場の調査と分析 、 旅行産業のサポート、サステナブル観光の推進。そしてグローバル企業との関係構築などを政府観光局では行っているのです」
日本の観光イベントにも出展
実は、東京と大阪を中心に毎年場所を変えて開催されている旅の祭典 ”ツーリズムEXPOジャパン” にも2024年にモロッコが初出展。国内外の観光地や企業が一堂に会して旅の魅力を発信するこのイベント。モロッコは伝統的な ”おもてなし” のミントティーを振る舞い、文化に触れてもらうという催しでした。そんな観光イベントの展示なども政府観光局が準備を行っているのです。

鮮やかなミントと大量の砂糖を入れるミントティーーJournal-ONE撮影
アマールさん:「モロッコでは観光事業をアジア圏に注力するためインド、中国、韓国、オーストラリア、日本にオフィスを開業しました。なので日本への取り組みも増やしていきたいと思っています」
今後、日本はもちろん、アジア圏でモロッコのイベントを目にする機会が増えそうですね。
モロッコってこんなところ!
モロッコの始まりは1956年にフランスから独立したところから。その際に独立運動を主動していた “ムハンマド5世” が初代国王となりました。今も建国の父としてその名が多く残っています。
日本で ”王政” が宣言され、天皇中心の政治体制(明治新政府)が樹立されたのは、慶応3年12月9日(新暦1868年1月3日)。”王政復古の大号令” によるものです。実はモロッコは世界で4番目に古い、現存する君主制国家(王国)の1つとされているのです。
そんなモロッコですが、90%がイスラム教徒。しかし日本に似たおもてなし文化が根付いています。様々な民族が集まる多様な文化が特徴な国なのです。

モロッコの地図ーモロッコ王国大使館提供
モロッコへの旅行者が近年増加
数字で分かるモロッコの注目度
アマールさん:「2024年、モロッコを訪れた観光客数は約1,740万人です。実は日本から訪れる人も増えてきていて、2025年には約4万人の旅行者を見込んでいます」
2024年に訪日外国人旅行者数が過去最高(3,687万人)となりました。そして2025年にはそれを大きく上回る約4,000万人に迫るほどの数字に。それに比べるとモロッコの観光客はおおよそ半分という数字です。しかし昨年比で20%、コロナ前と比べても35%もモロッコへの観光客が増えているんだそうです。



















