劣勢のこの場面、ベンチから身を乗り出し、「リバウンド!」と檄を飛ばした宮崎。その声に応えるように、オコエ桃仁花、プレッチェル・アシュテンがペイント内を支配した。そこからは、逆転また逆転の緊張感あふれる展開へ。それでもENEOSサンフラワーズが、勢いを失うことはなかった。
宮崎自身も攻守にスピードを活かしたプレーを続け、11得点6アシストの活躍を見せる。その結果、58₋55と大接戦を制し、満員となった柏市中央体育館のブースターたちに勝利を届けた。

この試合、6アシスト11得点と活躍した宮崎-Journal-ONE撮影
8日のラストゲームへ──ブースターに問いかける
会心の試合展開で、地元初戦に勝利。試合後、ラストゲームに臨む意気込みを聞くと、意外な反応が返ってきた。
「12年間やって来たことと変わりはありません。やるべきことを確りやるだけです」。
常に高いパフォーマンスでチームに貢献することが当たり前と話す宮崎。「今日も2PTを決められるシチュエーションが数回あった。そこは修正して。」と、最後まで変わらぬ姿勢を貫いた。
宮崎早織にとって“本当に最後の40分”だ。地元・柏で、長年支えてくれたファンの前で、彼女は現役生活に幕を下ろす。

ラストゲームは2月8日、ホームで‐Journal-ONE撮影
これまで何度も試合の流れを変えてきたスピード。勝負どころでの決断力。そして、チームの未来を見据えながら戦い続けた姿勢。
そのすべてが、最後の試合に凝縮される。
だからこそ、問いかけたい。あなたは、宮崎早織のラストゲームを見届けに行くだろうか。あのスピード、あの判断、あの表情。唯一無二の司令塔がバスケットボールに捧げたすべてが、8日の柏に刻まれる。
終わりに、「最後まで楽しんでバスケットボールをしたいと思います。」と笑顔を見せた宮崎。彼女のリーグ戦ラストパフォーマンスは、2月8日。同じく、柏市中央体育館で14時に幕が上がる。



















