試合後、宮崎は「残り少ない試合を、ただ楽しみたい。」と話した。
その言葉通り、彼女のプレーには“楽しむ”という純度の高いエネルギーが宿っていた。勝利を決定づけたのは、まさにその姿勢だった。
78-75。わずか3点差の死闘を制し、ENEOSサンフラワーズが満員となった地元ブースターに勝利を届けた。

宮崎はここ一番でチームに勢いを与えた-Journal-ONE撮影
馬瓜エブリンの不在を、全員で埋める
リーグ最終戦も同一カード。次の試合を語るうえで、馬瓜エブリンの負傷退場は勝敗に大きな影を落すかもしれない。しかし同時に、“彼女の不在を全員で埋める試合”を再現したい。
オコエ桃仁花が 11得点8リバウンド と数字以上の存在感を示し、プレッチェルも 27得点11リバウンド でペイントを支配した。そして、この試合のように宮崎早織がゲームの呼吸を掌握すれば有終の美も見えてくる。
ENEOSというチームの強さは、誰かが倒れても、誰かが必ず立ち上がるところにある。その象徴のような40分間を、ENEOSブースターは楽しみにしているはずだ。

星もここ一番で効果的な得点を挙げた-Journal-ONE撮影
宮崎早織のラストシーズン
“高いパフォーマンスで勝利に貢献する”
“最後まで楽しみ尽くしたい”
そんな想いが、宮崎の一つひとつのプレーや振る舞いから伝わってくる。
残り1試合。その先にあるプレーオフ進出は果たせなかった。それでもENEOSサンフラワーズは、まだ歩みを止めない。
宮崎早織のラストシーズンは、ここからさらに熱を帯びていく。




















