昼と夜で変わる“二つの宇宙”を味わうために
昼だけでこれほど心を掴まれるのなら、夜はどれほど美しいのだろう。作品の前でそう思った自分に驚いた。昼間の体験だけで、すでに「チームラボプラネッツにまた来たい。」という衝動に駆られていた。
初訪問者に伝えたいのは、苔庭に入ったら、まずは急がないこと。立ち止まって“静けさの厚み”を感じて欲しい。苔の吸音性、Ovoidの静かな呼吸のような揺らぎ、自分の足音が消えていく感覚……そのすべてが、次の瞬間の変化を美しく際立たせてくれる。
そして、もし時間が許すなら昼と夜の両方で訪れる計画を立ててほしい。昼は苔の質感と影の揺らぎを味わう庭。夜は光が苔に降り、未来的なOvoidと太古の植物が呼応する神秘の庭。同じ場所とは思えないほど、作品の“意味”が変わる。

チームラボ《呼応する小宇宙の苔庭 – 固形化された光の色, Dusk to Dawn》©チームラボ
ここから先は後編へ—体験は“動きの領域”へ進む
ここまでが、チームラボプラネッツの“身体で受け取る没入”の前半戦だ。だが、体験はまだ終わらない。
後編では、チームラボプラネッツで新たに拡張された「Forest Area」から始まる。続いて、絶滅種との再会、創造が世界を増殖させるFuture Parkへ。最後に、Open-Airへと続く“体験の広がり”を紹介する。チームラボプラネッツの旅がさらに深く、多層的になる後編も、ぜひ読み進めてほしい。>>>後編はこちら




















