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ラグビーU23日本代表 U23から日本代表へ進む選手は現れるか?
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ラグビーU23日本代表が、オーストラリア遠征を敢行している。ワールドカップを見据えた次世代強化が目的だ。

期間は4月1日から約2週間、メンバーは大学3・4年生を中心に編成された。

このラグビーU23日本代表の遠征は、ラグビー日本代表を率いるエディー・ジョーンズHC(ヘッドコーチ)の肝いり。始まって、3年目を迎えた『JST』(JAPAN TALENT SQUADプログラム)の一環だ。

2月からリーグワンチームとの実戦練習も含めて、3回ほどの合宿を経て35名が選出。明治大学4年のWTB海老澤琥珀は、ケガのため残念ながら遠征に参加できなかった。

ラグビーU23日本代表は2年連続でオーストラリアへ遠征

ラグビーU23日本代表は2年連続でオーストラリアへ遠征-斉藤健仁撮影

18歳から22歳の育成が課題の日本

JTSの合宿だけでなく、ラグビーU23日本代表を直接指揮するジョーンズHCは「本当に素晴らしい働きを見せてくれている。より良い習慣を身につけさせていく必要がある。そして、トレーニングへの取り組みぶりは最高レベル。」と選手たちを称えた。

U20世代は世界大会があるため、それに配慮して今回は3・4年生だけを選考したという。3月にU19イングランド代表を下した高校生年代は、ジョーンズHCは「世界的に見ても高いレベルになり、大きな問題はない。」と話す。

だが、「日本の課題はその先、18歳から22歳の育成段階にある。」と言い、「この時期に選手が十分に成長しきれていないことが、日本が『ティア1』(世界の強豪10カ国)として戦う上での大きな問題となっている。」と指摘。

そのためには、「体系的な育成プログラムの整備が不可欠。現状は(JTSとU23日本代表と)パートタイムでの取り組みにとどまっているが、今後はフルタイムの強化体制へ移行していく必要がある。そうでなければ、継続的にトップレベルの選手を輩出することは難しい。」と続けた。

また、今回はトンガやフィジーなどの外国人選手を呼ばなかったことに関しては「前提として、日本代表としてプレーする資格を満たしていることが必要。大学レベルでは、現時点でその条件(※日本のリーグで5シーズンプレー)を満たす選手は限られているため、今回の選考では日本人選手を優先した。」と説明した。

ラグビーU23日本代表 大鶴誠とエディ・ジョーンズHC

大鶴誠とエディ・ジョーンズHC-斉藤健仁撮影

大学3年生が主将、副将を務める

オーストラリアへの遠征は昨年に続き2回目で、昨年26-54で大敗したU20オーストラリア代表撃破を最大のターゲットにしている。オーストラリア出身のジョーンズHCは「日本代表はこれまで、ナショナルレベルでオーストラリア代表に勝ったことがない。だからこそ、私たちはその最初のチームになりたい。」と意気込んだ。

キャプテンは昨年10月、『JAPAN XV』でシニアデビューを飾ったNO8(ナンバーエイト)中谷陸人(同志社大学3年)、副将は昨年もオーストラリア遠征を経験しているFL中森真翔(筑波大学3年)と、WTB(ウィング)白井瑛人(明治大学3年)の2人を指名した。大学4年生もいる中で、たまたま、3人とも大学3年生になったという。

「U23でもキャプテンに選んでいただき光栄。僕は言葉ではあまり表現できないタイプ。エディーさんには背中で見せていくことを求められていると思うので、練習や試合のコンタクトのところで、強度を自分が示したい。そして日本ラグビーの強さを証明し 4試合で勝って日本に帰ってきたい」。

昨年のU20に続き、U23日本代表もキャプテンに指名された中谷はこう話した。

ラグビーU23日本代表 明治大のFB竹之下仁吾(左)とWTB白井瑛人

明治大のFB竹之下仁吾(左)とWTB白井瑛人-斉藤健仁撮影

ワールドカップに向け、日本代表の選手層を厚くする

今年の7月と11月に初めて開催される『ネーションズチャンピオンシップ』、そして来年の『ワールドカップ』開催。今回の遠征は、これらに向け日本代表の選手層を厚くすることが大きな目的となっている。

ジョーンズHCは「日本ラグビーの歴史の中で、日本代表がティア1に勝ったのはわずか7回。そして今年はネーションズチャンピオンシップで、ティア1のチームとばかり戦うことになる。」

加えて、「だからこそ、日本の若い選手にしっかり投資し、次の世代を育てていく必要があります。また来年、ワールドカップがある。そして、いくつかのポジションではまだ選手層が十分ではない。今回のツアーは2027年のワールドカップで、日本代表としてプレーできる力があることを選手が示す重要な機会。」と話した。

■記者プロフィール
斉藤 健仁
スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。2012年から2015年までエディー・ジャパン全54試合を現地で取材。ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「ラグビー語辞典」(誠文堂新光社)、「今こそ行きたい 欧州サッカースタジアム巡礼」(エクスナレッジ)など著書多数。
≫「X」アカウント
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Journal-ONE投稿記者-斉藤 健仁
取材・文:
斉藤 健仁( 日本 )
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