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ゲームレポート

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6月14日の結果(ビックカメラ高崎13-3ホンダ)

栃木県那須塩原市で開催された東地区2位のビックカメラ高崎ビークイーンと、同3位のホンダリヴェルタが激突する注目の”北関東ダービー”。朝から霧雨の降るあいにくの天気にもかかわらず、両チームのスタンドには多くの観客が訪れ、熱気あふれる中で試合が始まった。

先ずマウンドに上がるは、ホンダリヴェルタ先発のジェイリン・フォード。雨で手元を気にするフォードは、ビック先頭の藤田倭にいきなり死球を与える。この走者を犠打で得点圏に送ったビックは、3番・工藤環奈の内野安打を絡めて1死二、三塁と先制のチャンスを広げる。すると、ここで打席に入った4番・内藤実穂が、詰まりながらも前進守備の間を抜ける中前適時打を放ち、二人の走者を還した。

さらにビックは、雨で思うようにボールを操れないフォードから5番・川村莉沙が四球、6番・我妻悠香も右前安打で再び追加点のチャンスを作り1死満塁に。ここから炭谷遥香も詰まりながら右前に力で運んで1点を追加すると、続く渡辺華奈も押出しの四球を選びこの回4点目。最後は2死満塁から、打者一巡した1番・藤田がセンターの頭上へ弾丸ライナーを放つと、これが満塁本塁打となりこの回一挙8得点。試合の主導権を完全に握り、先発・濱村ゆかりにこれ以上ない援護点をもたらした。

その濱村は、悪コンディションでも持ち前の制球力は変わらず。1点でも早く返したいホンダの上位打線を内野ゴロで三者凡退に打ち取ると、ビックは2回表にも、2死一塁から我妻が2点本塁打。早くも得点を二桁に乗せる。しかしホンダも、地元・大応援団の声援を背に3回からマウンドに上がった松下華菜がビックの攻撃を三人で抑えると、その裏1死二塁から9番・堀内香瑚が右中間に二塁打を放ち1点を返した。

ビックは4回、四球と投手強襲の安打で2死二、三塁とさらに突き放すチャンスを作ると、炭谷が変化球に泳がされながらも左翼前にポトリと落とす2点適時打。ホンダの追い上げムードをすぐに消しにかかった。5回裏にも、2死一塁からホンダの塚本がレフトオーバーの適時二塁打を放ち2点目を挙げれば、6回表にビックの代打・廣瀬夏季がソロ本塁打を放って引き離す展開に。

6回裏、濱村をリリーフした伊東杏珠から、ホンダは2死満塁と大量得点のチャンスを作るも得点ならず。その伊東は7回も三者凡退にホンダ打線を抑えて火消しの役割をしっかり果たして試合終了。初回に大量リードを奪ったビックが終始安定した戦いでホンダを下した。-JDリーグ試合結果へ

アクセス
石川スポーツグラウンドくろいそ野球場
  • 東北新幹線 東京駅 - なすの(66分)- 那須塩原駅 - 那須塩原コミュニティバス(17分)- 厚崎中学校入口停留所 - 徒歩(5分)
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取材・文:
Journal ONE( 編集部 )
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笠原 朱里

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吉村啓

1976年生まれ、沖縄県中頭郡北谷町出身。妻と娘3人の5人家族。 男子ソフトボールの強豪・平林金属の初代主将、監督として長く活躍。平林金属ソフトボール部監督在籍18年で、日本リーグ決勝トーナメント優勝6回、2020日本リーグトーナメント優勝、全日本クラブ選手権優勝6回、全日本総合選手権優勝5回、国民体育大会優勝2回と輝かしい実績を挙げる。 男子U19日本代表アシスタントコーチ(世界男子ジュニア選手権優勝)、男子TOP日本代表アシスタントコーチ(W杯準優勝)、同ヘッドコーチなど、日本代表経験も豊富。 特技は料理、現在は群馬県の魅力を発見しようと時間を見つけて県内を散策中。

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