10月19日の結果(SGホールディングス 3-1 大垣ミナモ)
プレーオフへ向けた重要な一戦
SGホールディングスギャラクシースターズは、大垣ミナモと対戦。プレーオフ進出へ向けて、負けられない戦いが続いている。
一方、ホームで今季初勝利を挙げたいミナモは、前日に続いてサム・ショウが先発登板した。
初勝利への執念で初回のピンチを切り抜ける
初回、SGホールディングスは山本星が右前安打で出塁。続いて森田あさひも左前安打を放ち、無死一、二塁と先制の好機を作った。
その後、犠打で二、三塁に進むも、ショウが凡打と三振で要所を締めて無失点。ミナモが地元で今シーズン初勝利への執念を見せた。
ミナモが先制、ショウが自ら打って貢献
一方、SGホールディングス先発のキャスリン・サンダーコックも好投。両投手が好投する中、試合が動いたのは3回裏だった。
ミナモの鈴村二千花が三遊間の深いところに打ち、内野安打で出塁。凡打で2死となったが、パスボールで二塁に進み先制のチャンスを迎えた。
先制点が欲しいこの場面、打席に入ったショウが左前に適時打を放ち、待望の1点を奪ったミナモ。ショウの投打にわたる活躍で、ミナモが序盤の主導権を握る展開となった。
ピアンカステリの一発で同点に
均衡した展開のまま、試合は6回表へ進む。
SGホールディングスの攻撃も2死。しかし、ここで打席に入ったエリカ・ピアンカステリが、中越えのソロ本塁打を放ち同点に。起死回生の一発で試合を振り出しに戻したSGホールディング。
この一打が終盤で試合の流れを一変させることとなった。
終盤の逆転劇、山本が決める
続く7回表、SGホールディングスは内田小百合が二塁への内野安打で出塁。さらに望月朱里が死球で続き、無死一、二塁のチャンスを作った。
犠打で二、三塁と走者を進め、勝ち越しに期待のかかる場面としたSGホールディングス。強打でも小技でも対応できる1番の山本に全てを託した。
このチャンスに山本は、左中間を破る安打で応えると、走者一掃の適時打となり3-1と土壇場で勝ち越しに成功した。
ミナモの反撃届かず、試合終了
終盤で逆転を許したミナモだったが、最終回も三者凡退。地元での初勝利の夢は叶わず、試合終了となった。
終盤の巻き返しで接戦を制したSGホールディングス。この勝利で、西地区の順位争いはさらに混戦化。最終節でプレーオフ進出最後の椅子をかけることとなった。ー JDリーグ試合結果へ