


包子・餃子専門店 白家園
長崎市の中心部、観光通駅と思案橋駅の中間に位置する点心の名店、白家園(バイジャエン)。長崎新地中華街からも徒歩圏内という好立地の赤の看板とにこやかなパンダのイラストが目印だ。観光の合間にも立ち寄りやすく、2泊3日の旅程にも組み込みやすいスポットといえる。
焼き小籠包と餃子が主役。長崎で味わう本格点心
白家園の看板メニューは、焼き小籠包・水餃子・焼き餃子・豚まん。すべて皮から手作りされており、モチモチの食感とジューシーな餡が特徴。特に焼き小籠包は、底がカリッと香ばしく、噛んだ瞬間にスープがあふれ出す逸品。
豚まんは一口サイズで食べやすく軽食にも最適。ポン酢風のタレとショウガの風味が効いた餃子は、ビールとの相性も抜群。リーズナブルな価格帯は食べ歩きにもうれしい。
点心×ハイボール。“点心呑み”という楽しみ方
白家園は、点心をつまみに一杯楽しめる“点心呑み”の店でもある。カウンター席で焼き餃子や小籠包をアテにハイボールを傾ける時間は、旅の夜にふさわしいひととき。厨房から聞こえる中国語と立ち上る湯気が、異国情緒を醸し出す。2軒目のお店としてもオススメしたい。
地元夫婦が営む、温かみのある店
白家園は、地元夫婦が営むアットホームな中華料理店。店主の温かい接客が口コミでも知られ、観光客だけでなく地元民にも親しまれている。深夜まで営業、テイクアウトにも対応する。餃子や小籠包をホテルで楽しむのも一興だ。
長崎ランタンフェスティバルや中秋節の時期には、観光通・思案橋エリアの散策とあわせて訪れたい。
あわせて巡りたい、徒歩圏の寄り道スポット
日本最古の石造アーチ橋、眼鏡橋(徒歩約5分)。川面に映る姿が眼鏡のように見えることから名付けられた。夜のライトアップも美しい。
1650年創建の中国風寺院、崇福寺(徒歩約10分)。朱色の門や異国情緒漂う建築が特徴。参拝後の「ツル茶ん」でミルクセーキ(約500円)がおすすめ。
日本三大中華街の一つ、長崎新地中華街(徒歩約10分)。点心や中華スイーツの屋台が並び、白家園との食べ比べも楽しい。夜の提灯が灯る街並みは、異国情緒たっぷりでフォトジェニックだ。
少し足を延ばして楽しむ、長崎の名所
幕末の洋館群と庭園。レトロな建築と港の景色が魅力の、グラバー園(電車+徒歩約15分)。開国史の学びと歴史的建造物の見応え。入場料は620円。
世界新三大夜景に選ばれた絶景スポット、稲佐山展望台(夕方〜夜、電車+バス約30分)。カップルや友人同士での夜景鑑賞に最適。ロープウェイ(往復1,250円)またはバス(片道150円)でアクセス可能。旅の締めくくりにふさわしい感動体験を。
スポット基本情報
スポット情報
- 住所長崎県長崎市本石灰町1-2
- TEL095-827-0864
- アクセス長崎駅 - 徒歩約5分 - 長崎駅前駅 - 長崎電気軌道(路面電車)10分 - 観光通駅下車 - 徒歩 約1分
- その他【営業時間】日~木:16:00~翌02:00、金土:16:00~翌03:00(要確認) 【定休日】不定休

- 取材・文:
- Journal ONE( 編集部 )