アスリートが地元掛川を紹介! 「掛川城をバックに戦国武将の気分を味わう」遠州掛川鎧屋

アスリートが地元掛川を紹介!

S東京ベイがフィジカルバトルで埼玉WKを下して決勝進出-Journal-ONE撮影
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動き続ける試合は7分、埼玉WK陣内10mライン付近からファーストスクラムでフロントローが対峙する。リーグ戦の直接対決同様、緊張感ある組み直しを経てSH(スクラムハーフ)の小山大輝が右へ出すと見せかけ左にパス。ここからキックされたボールを、同じSHの藤原忍がブロックしてインターセプト。全く反応できない埼玉WKのディフェンス陣を置き去りに、ゴール中央へボールを置いた。このトライにGも決まったS東京ベイが12-3とリードを広げて埼玉WKにプレッシャーをかける。

S東京ベイ・藤原忍がパスカットからトライを挙げる-Journal-ONE撮影

S東京ベイ・藤原忍がパスカットからトライを挙げる-Journal-ONE撮影

しかし、このキックオフ直後、S東京ベイ陣内15m付近でペナルティを得た埼玉WKは、ショットを選択せずにラインアウトでトライを狙う。すると13分、ゴールポスト左5m付近のスクラムから出たボールをNO8のジャック・コーネルセンがキャッチしてトライ。山沢京平のGも決まって12-10と一気に2点差まで詰め寄った。

一気にモメンタムを掴んだ埼玉WKは、17分にS東京ベイ陣内22mライン付近から、19分にもS東京ベイ陣内10mラインから、スクラムを基点にトライを狙う。しかし、埼玉WKのアタックに一歩も引かないS東京ベイのディフェンスにたまらず埼玉WKがオフサイド。S東京ベイがハーフウェイライン付近にボールを戻して長いフィジカルバトルを制する。

今度は、自陣20m付近でのスクラムから埼玉WK陣内にボールを進めるS東京ベイ。ボールアンプレアブルでハーフウェイライン上でのスクラムを獲得すると、そこから左へ右へとバスを繋ぎ、埼玉WK陣内に徐々に攻め込むと、29分にペナルティを獲得。ゴール正面も30m近く離れた場所ながらもショットを選択したS東京ベイは、SOのバーナード・フォーリーがPGをしっかり決めて15-10と引き離しにかかった。

フォーリーのキックで着実に点差を広げるS東京ベイ-Journal-ONE撮影

フォーリーのキックで着実に点差を広げるS東京ベイ-Journal-ONE撮影

さらにSO藤原のハイパントで埼玉WK陣内に切り込むS東京ベイ。埼玉WKゴール10m手前から31分、ラインアウトを基点に得意のモールでジリジリと押し込んでいく。この混戦から最後は藤原がボールを持ち出してトライ。難しい角度のGもフォーリーが決めて22-10とS東京ベイがさらに点差を広げることに成功する。

追いつきたい埼玉WKだったが、S東京ベイの早いタックルにボールを繋げずペナルティを与えてしまう。35分、自陣22mライン付近でスクラムを得たS東京ベイが、埼玉WKのコラプシングを誘い、ハーフウェイラインまで押し戻す。しかし。ここから埼玉WKがボールを奪って波動攻撃に転ずるもS東京ベイが対応。ラストフォーンが鳴る中、自陣からボールを繋ぐ埼玉WKだったが、S東京ベイの機能的なディフェンスが上回り得点に繋がらず前半が終了した。

S東京ベイがフィジカルバトルで埼玉WKを下して決勝進出-Journal-ONE撮影

S東京ベイがフィジカルバトルで埼玉WKを下して決勝進出-Journal-ONE撮影

迫る埼玉WK、突き放すS東京ベイの結果は!?

後半早々からボムスコッドを投入し、流れを変えたい埼玉WK。S東京ベイ陣内22mラインからモールと短いパス回しでゴールラインに向かうが、S東京ベイの早いタックルが大きなゲインを許さない。

PRのヴァルアサエリ愛、HOの坂手淳史、LO(ロック)のルード・デヤハーと、フィジカリティある選手で中央を切り崩し、サイドライン際からのバックス陣の抜け出しを試みるも、しっかりとフォローに付くS東京ベイのディフェンスが阻止する前半同様の展開に。

ボムスコッド・ヴァルアサエリ愛の突破で打開を図る埼玉WK-Journal-ONE撮影

ボムスコッド・ヴァルアサエリ愛の突破で打開を図る埼玉WK-Journal-ONE撮影

すると6分、ようやくボールを得たS東京ベイがハーフウェイライン付近でペナルティを得ると、迷わずショットを選択。この長い距離のショットをWTBのハラトア・ヴァイレアが蹴り込み25-10。さらに点差を付けていく。

しかし埼玉WKも9分、S東京ベイ陣内15m付近からラインアウトで再び攻めると、右サイドライン際で待つWTBの竹山晃暉にボールを繋ぐ。ディフェンスが3枚ついたS東京ベイに対し、竹山はキックでボールを前方に蹴り込むと、藤原とのボールの取り合いを制してトライ。難しい角度を山沢京平が決めて25-17とすぐに点差を詰めてきた。

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取材・文:
Journal ONE( 編集部 )
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