アスリートが地元掛川を紹介! 「掛川城をバックに戦国武将の気分を味わう」遠州掛川鎧屋

アスリートが地元掛川を紹介!

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「ファンの皆さまが集まっていただく場として、アリオ柏がなれれば良いなと思っています」——。そんな地域のスポーツ振興に対する想いを持つセブンパークアリオ柏が、3×3グローバルプロリーグ「3×3.EXE PREMIER」のRound.2を6月7日に誘致した。港町の雰囲気漂う壁画の前に特設コートが設置されるのは、4年連続4回目。3×3日本代表を務めた選手から地元のベテランまでがプレーで会場を沸かせた。老若男女が足を運ぶ商業施設は、バスケと人をつなぐ架け橋になる。

柏に3×3代表歴のある選手たちの姿あり

6月7日、3×3グローバルプロリーグ「3×3.EXE PREMIER」のRound.2がセブンパーク アリオ柏「スマイル・パーク」で開催された。数少ない関東圏で男女同時開催となった今ラウンド。優勝チームには、3×3日本代表を務めた選手たちの姿もあった。

多くのファンが見守る中心に設置されたコートⒸ 3×3.EXE PREMIER

12チームが出場した男子では、今シーズンよりPREMIERへ参入したSHINAGAWA CITY.EXEが決勝でSHONAN SEASIDE.EXEを21-17で破って、初めてのラウンドチャンピオンに。昨シーズン限りで活動を終了した強豪・ALPHAS.EXEの選手たちが移籍してきただけあって、実力は折り紙つきだ。この日は、東京オリンピック2020で3×3男子日本代表をけん引した落合 知也(#91 / 195cm)が優勝を決める21点目をねじ込み、2025年度の3×3男子日本代表候補に初選出された鈴木 颯(#2 / 183cm)も攻防両面で活躍した。

3チームが出場した女子では、TOKYO VERDY.EXEが総当たり戦の末に2勝を挙げてラウンドチャンピオンになった。ことし3月に開催された3×3のアジアNo.1決定戦「FIBA 3×3 アジアカップ 2025」で、3×3女子日本代表の銀メダル獲得に貢献した野口 佑季(#20 / 173cm)が、PREMIERに初出場。ラウンドMVPに輝いた伊森 可琳(#14 / 178cm)も、現在は5人制トップリーグ・Wリーグの富士通レッドウェーブで活躍する選手であるが、過去には3×3日本代表として2023年秋に実施された「第19回アジア競技大会(2022/杭州)」に出場して銅メダリストになった一人である。

ダイナミックなプレーを繰り広げる選手たちⒸ 3×3.EXE PREMIER

バスケイベントに、カインズホームのブースあり

そんな戦いの舞台になったセブンパーク アリオ柏(以下アリオ柏)は、千葉県柏市にある商業施設である。2016年に“セブンパーク”の業態として開業した1号店であり、株式会社セブン&アイ・クリエイトリンクが運営をしている。買い物だけでなく、大人も子どもも楽しめるようなレジャー・エンターテイメント要素が盛り込まれているのが、特徴のショッピングセンターだ。

とりわけ、特設コートが設置された「スマイル・パーク」は、約4,000坪の超大型の屋外スペースである。さらにコートのバックには、手書きで描かれた港町の雰囲気漂う壁画があり、非日常感を演出している。男女のRound.2は同社の誘致大会として、ことしで4年連続4回目を数える。

アリオ柏のSC管理事務所で販促マネジャーを務める小泉俊勝氏は、誘致大会の始まりについて「もともと隣にスポーツ販売店のゼビオさんもあります。それにプラスして柏市は非常にスポーツが盛んな地域なので、何かスポーツイベントをやれないかと(リーグを運営するクロススポーツマーケティングから)お声掛けいただいて、実施したのがきっかけになります」と話した。柏と言えば、サッカーJ1の柏レイソルのホームタウンであり、ラグビーリーグワンのNECグリーンロケッツ東葛のホストエリアでもある。小泉氏は、アリオ柏として地域のスポーツ振興に対する考えも説いてくれた。

子供たちもバスケに触れ合う空間がつくられているⒸ 3×3.EXE PREMIER

「ファンの皆さまが集まっていただく場として、アリオ柏がなれれば良いなと思っています。レイソルさま、グリーンロケッツさまとはスポンサー契約をしており、地元の皆さまが応援しているスポーツチームさまと一緒にイベント作りをすることによって、まちを盛り上げたり、アリオ柏に親しみを持ってお越しいただけるようになりたい。そんな想いで応援をしております」

■記者プロフィール
大橋 裕之
WordsMotionという屋号でライター・編集者。バスケットボールが多め。アーバンスポーツの3x3バスケをはじめ、BリーグやDリーグを取材するほか、スタートアップ領域や新規事業領域のビジネス系インタビューも実績あり。企画も考え、コンテンツ制作に伴走します。

≫「X」アカウント
https://x.com/Words_Motion

[写真]=Nobuhiro Fukami
取材・文:
大橋 裕之( )
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