アスリートが地元掛川を紹介! 「掛川城をバックに戦国武将の気分を味わう」遠州掛川鎧屋

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もう一方の日本とタイの試合は、スコアレスのまま10分の試合が終わって、失敗したら終わりのサドンデスPK戦にもつれ込んだ。スタンドやフィールドわきから「日本!」や「頑張れ!」といった声が響く中、まずタイがPKを成功。日本もイーブンに持ち込みたいところだったが、シュートは枠を外れることに。タイが決勝進出を決めた。

準決勝でタイに敗れた日本-Journal-ONE撮影

しかし、敗れたフィリピンと日本には3位決定戦が待っていた。勝負ごとですぐに気持ちを切り替えるのは難しいものだが、日本は幸先よく先制。じつは彼ら、予選でもシンガポールに敗れた試合があったが、控え室に引き上げるときに選手同士で「泣いてなんかいられないよ」「切り替えようよ」という声を掛け合っていた。21-0で快勝できたのも、6人で良いメンタルの切り替えがあったはずだ。

大会のトリを飾る決勝戦では、タイがシンガポールを6-0で下した。序盤にペナルティエリアで先制点を挙げ、球際の競り合いから追加点を奪って、初代アジア王者の座を獲得。終了を迎えて歓喜した選手たちや「とてもとても嬉しいです。お父さんお母さん、もう皆さんにとても感謝しています」という喜びの声も会場で紹介された光景が、今でも思い出される。

日本、シンガポールに勝ったタイがアジアNo.1に決定!-Journal-ONE撮影

さらに、今大会に出場した選手たちの中から各チーム1名が、ASIAN ALL STARS(Aチーム/Bチーム)に選出されて、本田率いる元サッカー日本代表のレジェンドたち(内田篤人氏、松井大輔氏、柿谷曜一朗氏)とスペシャルマッチに挑んだ。ゴールは奪えなかったものの、好プレーも随所に発揮。子どもたちが優勝を目指してチャレンジした先に、さらに大きなチャレンジをできる機会があるのも、今大会の大きな見どころなのだ。

レジェンドたちが感じた日本とアジアの違いとは?

スペシャルマッチを終えて、レジェンドたちからは4v4に対するポジティブな声が寄せられた。昨冬のJAPAN CUPに続き2度目の出場となった内田氏は「攻撃する時間がバスケットボールのように限られている。切り替えが早い。監督がいない。ドリブルインができる。わざとパニックを起こさせるような試合展開の中で自分たちが何をできるかを、この年代から経験するのは非常に大きいんじゃないかと思います」とコメント。初出場した松井氏も「(11人制の)サッカー以外のスポーツに触れるのは幼少期はすごく大事だなと思いました」と話した。

レジェンドマッチに臨んだ内田篤人-Journal-ONE撮影

一方で、この日は日本だけでなく、アジア各国から数多くの育成年代の選手たちが集まる場となった。日本との違いも、レジェンドたちの眼には映ったようだ。柿谷氏は記者から質問に答える中で「少しずるいプレー、相手を騙すプレーはアジアの子たちはこの年代からしてるなと思いました。素直にプレーするだけではなく、目線で人を騙したり、僕たち大人を騙すようなプレーが多かったので、そういうところは日本の子たちも真似していかないといけないんじゃないかなと思います」と指摘。松井氏も「日本の子どもたちは綺麗に(サッカーを)やりたいというのがたぶんあったのではないかと思います。でも、海外の子どもたちは良い意味で勝利に徹してるプレーがあって」と明かす。内田氏は、自身が現役時代に海外でプレーした経験から、今大会での気づきを説いた。

「やっぱり(日本と海外で)一番違うと思ったのは、教育なんです。プレーの激しさもそうだし、どれだけ勝ちに徹するかもそう。コミュニケーションも、自分の心、プレーを表現するパワーは優勝チームを含め、感じるものがあるなと思いました。日本人がどう、日本がどうという話ではなく、国を超えると自分が今まで育ってきた環境や教育以外のものを刺激として受け取れるので、非常に大きな経験になるんじゃないかと思います」

一瞬も見逃せない試合が繰り広げられた‐Journal-ONE撮影

また、東京に集結したのは各国の予選を勝ち上がり、代表チームとしてやってきた選手たちばかり。全員がプロになるとは限らないが、U11の選手たちが国際舞台を経験できる価値についても、内田氏は語ってくれた。

■記者プロフィール
大橋 裕之
WordsMotionという屋号でライター・編集者。バスケットボールが多め。アーバンスポーツの3x3バスケをはじめ、BリーグやDリーグを取材するほか、スタートアップ領域や新規事業領域のビジネス系インタビューも実績あり。企画も考え、コンテンツ制作に伴走します。

≫「X」アカウント
https://x.com/Words_Motion

[写真]=Nobuhiro Fukami
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取材・文:
大橋 裕之( )
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