第5章から続く
2025年夏に実施された ”四国を元気に!プロジェクト” の高知ものべがわエリア編のレポートを担当するのは、伊予銀行ヴェールズの安川 裕美選手、井上 瑞希選手、竹光 久莉寿選手です。最後となった第6章も3人が高知県を満喫する様子をお届け!

TOSACO TAP STANDのクラフトビールで乾杯-Journal-ONE撮影
前回の第5章では高知県の郷土料理 ”田舎寿司” 作りと高知県初のクラフトビール専門店 ”TOSACO TAP STAND” を巡り、地元の味を楽しんだ選手たち。素敵な出会いに心もお腹もいっぱいになりました。さて、高知県の食材を使ったデザートのお店がもう一店あるみたいなので早速向かうことに。ここではどんな発見があるか楽しみです!
夏にぴったりなジェラートで涼しむ-ドルチェかがみ
向かっていくのは香南市香我美町にある人気のスイーツスポット “ドルチェかがみ”。駅のホームから波の音と共に太平洋を一望できる土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線の香我美駅のすぐ隣にあり、地元農家と連携して作られた季節のフルーツや野菜をふんだんに使ったジェラートなどを販売しています。
さっそくJR四国が販売している ”高知ものべ周遊パス” を使って香我美駅へ行き、お店に到着すると可愛らしい動物のオブジェと雰囲気のある外観の建物が。「ドルチェかがみ」と書かれた看板を見つけ、店内に入っていくと目の前のアイスショーケースにはたくさんのジェラートが並んでいました。

ジェラートで人気のドルチェかがみにやってきましたーJournal-ONE撮影
井上:美味しそうなジェラートですね!種類が豊富なのでどれを食べようか迷ってしまいます。
ジェラートは全て毎朝手作りをしており、日替わり・季節限定のフレーバーも販売。人気の牛乳、抹茶、チョコレートやいちごなどの高知県産のこだわりの牛乳と果物や野菜をふんだんに使ったジェラートメニューが魅力です。

どれも美味しそうな手作りのジェラートーJournal-ONE撮影
店内にはその場で盛り付けてくれるジェラートの他に、カップでも販売をしていて、その中で ”踊るショウガ黒糖ジェラート” という名前の気になるジェラートを発見した選手たち。
実は高知県は生姜の生産量が全国第1位であり、なかでも今回の旅である物部川流域は高知を代表する大産地のひとつなのです。熱帯生まれの生姜にとって温暖多雨の高知県は生姜栽培にうってつけの土地ということもあり、生姜を使ったデザートやグルメが数多く開発されています。
生姜の名産地ということを今まで知らなかった選手たちも、
安川:そうなんですか!料理のアクセントとして欠かせない生姜が高知県が生産第1位なんて初めて知りました。

持ち運びに便利なカップでの販売でしたーJournal-ONE撮影
香南市産の黒糖と牛乳ジェラートに、高知県産のドライ生姜を練り込んで作られた ”踊るショウガ黒糖ジェラート” はドルチェかがみのおススメ商品として販売されており、気になって食べてみることに。
蓋を開けるとジェラートの上に黒糖シロップがたっぷりとかかっていて、ほんのり生姜を感じる香り。どんな味なのかワクワクしながら一口食べてみると、想像より何倍も美味しくて「え!!」と思わず声を出してしまいました。 その様子を笑顔で見ていたドルチェかがみ代表の矢野 佳仁さんが
矢野さん:実は黒糖シロップは自家製で、それにも生の生姜をすり込んでいます。黒糖の少し重く感じる甘さが生姜を入れることで、ちょうどいい食べやすい甘さになるんですよ。
竹光:これ本当に美味しいです!生姜は辛いイメージがあるので正直名前を聞いて、甘くないのかなと思っていましたが黒糖の甘さと生姜のアクセントがマッチしてとても食べやすいです。
甘さをしっかり引き出した ”踊るショウガ黒糖ジェラート” は名前の通り、踊り出してしまいそうなくらいの新感覚の味であっという間に完食。

代表の矢野さん(右)と安川裕美選手(左)-Journal-ONE撮影




