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チアリーディングとチアダンスの違いとは

東京都世田谷区の静かな住宅街の中に豊かな緑に囲まれた ”東京農業大学” 大根踊りの名で知られる青山ほとり学生の背中を押す全学応援団チアリーダー部 FIGHTING RADISH” 821日(木)にUnited Spirit Association, Japan(通称:USA Japan)が主催するUSA チアリーディング&ダンス学生選手権大会 2025EASTに出場した。 

この大会はUSA Japan毎年関東、関西、東海地区で開催する学校団体のチアリーダーの競技会。チアダンスとチアリーディングは演技の内容・目的・技術の使い方に大きな違いはあるが、どちらも「人を元気づけ、応援する」という共通のルーツを持っているのだ。 

USA チアリーディング&ダンス学生選手権大会 2025EASTに出場したFIGHTING RADISH-Journal-ONE撮影

チアリーディングはジャンプ・スタンツ(人を持ち上げる技)・ピラミッド・タンブリング(宙返りなど)を組み合わせた、アクロバティックでダイナミックなパフォーマンスが特徴。チーム全体で構成力と協調性を重視した演技で、応援用のかけ声(コール)やアームモーションを用いて演技を行う。 

一方、チアダンスはチアリーディングの「応援する心」をベースに、ダンスの技術や表現力を中心にした競技で、チアリーダーが持つポンポン(Pom)を使って踊る姿が印象的な種目。柔軟性・表現力・音楽とのシンクロが重視され、以前ドラマでもやっていて話題になっていた。 

いよいよ夏の大会が始まる

そして今回 ”FIGHTING RADISH” はこの大会の大学編成 Show Cheer部門 Advance Smallに出場。5~15人でチームが構成されるこの部門の中でも最高難易度の上級に分類され、同じ部門には法政大学応援団チアリーディング部 ”GENIES BLUE” (以下、法政大学)と、東京女子体育大学同短期大学 ”WISTERIA GLORY”(以下、東京女子体育大学)が出場している。今回の戦いの舞台となる ”千葉ポートアリーナ” の開場前の朝8時。1日かけて中学生から大学生までの様々な部門が行われる大会のため、メイクと髪型をしっかり決めた選手たちが続々と会場に集まってきた。

開場と同時にパフォーマンスの準備に取り掛かる-Journal-ONE撮影

緊張感が漂う中、FIGHTING RADISH部長の松本 和奏さんは「練習期間に怪我人も出てしまったことで、演技のレベルを少し下げて調整してきました。ミスもなく、いい演技ができて相手と点を争えるかなと思うので頑張りたいです」と意気込んだ。 

そんなFIGHTING RADISHがパフォーマンスする大学編成 Show Cheer部門 Advance Smallは大会開始してすぐに始まる部門で、FIGHTING RADISHは2番目に披露。会場入りした選手たちは選手席に荷物を置くと早々にリハーサル会場へと入っていた。

チアリーディングの大会は分単位でのスケジュールなので、裏では選手の往来が激しく行われる。演技自体は3分ほどで終わるためリハーサル時間の配分も細かく設定されており、FIGHTING RADISHも9:03~9:11まで3本マットエリアでウォーミングアップをして9:13~9:17までの4分間で全面マットエリアにて演技のリハーサルを行うというタイトなスケジュール。こんなにも少ない時間の中で準備をして、パフォーマンスで成果を発揮するのは他のスポーツでもなかなか見ないので、最初にスケジュールを聞いたときはとても驚いた。 

競技用のユニフォームに着替えた松本部長(左)と藤村副部長(右)ーJournal-ONE撮影

演技が始まる前、4年生の松本 和奏部長と藤村 愛流副部長は「やることはやってきたので緊張はしていないです。どちらかというと楽しみな気持ちのほうが大きいので、ミスなく楽しく演技したいなと思います」と話した。 演技時間が迫るにつれて、徐々に顔が引き締まり真剣な表情になっていく選手たち。限られた時間の中で準備を済ませる選手たちは流石だと感心しながら、スタンドから見ているといよいよFIGHTING RADISHの出番が近づいてきた。 

アクセス
千葉ポートアリーナ
  • 東京駅‐JR総武線 千葉中央駅-徒歩 13分
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