夕景に映える歓声と笑顔——閉会式の“じゃんけん大会”で締めくくり
やがて、琵琶湖の湖面がオレンジ色に輝く。JDリーガーとの濃密な時間は終わりに近づいた。
最後に、メイン会場に全員が集った閉会式が行われた。ここでは、ギャラクシースターズの選手たちが「じゃんけん大会」を企画。
もちろん、オリジナルグッズや直筆サインを目当てに高校生たちはこの日一番の歓声を上げて楽しんだ。

この日一番盛り上がったじゃんけん大会-Journal-ONE撮影
締めは、ギャラクシースターズの選手たちと一緒に記念撮影。この笑顔の中から、未来のJDリーガーが誕生するだろう。さらには、日の丸を背負って世界と戦う選手が出てくることも楽しみだ。
人気低迷と競技人口減少に挑む“手作りの輪”
そもそも、JDリーグの人気はなかなか高まってこない。加えて、その支えとなる子供たちの競技人口も減り続けているという厳しい現実がある。
だからこそ、チーム自らが地元の高校と手作り感あふれる交流会を実施しているのだ。少しでも多くソフトボールの発展に貢献しようとする本取り組みは素晴らしい。

記念撮影では高校生もSGHの選手も満足そうな笑顔を見せた‐Journal-ONE撮影
さらに、技術・戦術・メンタル・コミュニケーション・ファン体験まで丸ごと届けたこの一日は、ソフトボールの楽しさを後輩へ伝える力を育む。そして、JDリーグのコアなファンとして競技を支える人材の芽も育てる。
総じて、紅葉の守山パークで芽生えた絆は日本のソフトボールを確実に押し上げる。ゆえに、ギャラクシースターズの取り組みは、ソフトボールをはじめメジャー化を目指すスポーツの模範ともいえるだろう。
今日の交流が、未来のスター選手や熱心なファンを育てるきっかけになるかもしれない。そんな希望を胸に、私たちも一緒にソフトボールの未来を応援していこう。

















