四国を元気に!高知編 物部川エリアに行こう!

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リーグワンの開幕カンファレンスでDV1から3のチームが集結
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世界最高峰のHOであるスピアーズのマークス

世界最高峰のHOであるスピアーズのマークス‐斉藤健仁撮影

安定感を誇るワイルドナイツと伏兵

ワイルドナイツはコーチだった金沢篤氏がHCに就任。加えて、OBの堀江翔太氏がスクラムコーチに就いた。

ただ、大きな体制は変わっておらず、南アフリカ代表LOルード・デヤハー、CTBダミアン・デアレンデ、日本代表HO佐藤健次、CTBディラン・ライリー、WTB(ウィング)長田智希など、選手層は厚い。

FLラクラン・ボーシェ、CTBヴィンス・アソが出場制限のない『カテゴリーA』になったのも大きい。

リーグワン、佐藤健次(パナソニック)

日本代表でも経験を積んだ佐藤の活躍に期待-Journal-ONE撮影

リーグワンで台頭するブルーレヴズとサンゴリアス

昨シーズンの『4強』はコーチ陣、選手層などを考慮すると、大きく崩れることはないと見られる。それゆえ、少なくともプレーオフに進出できる『TOP6』には入ってくるだろう。

もちろん、昨シーズン初めてプレーオフに進出。3シーズン目となる藤井雄一郎監督が率いる、FWが武器の静岡ブルーレヴズ。トップリーグ時代は優勝の常連だった『アタッキングラグビー』を信条とするサントリーサンゴリアス東京も、4強と遜色ない実力を持つチームだ。

リーグワンでプレーオフ進出を狙うチーム

昨季苦戦したチームもプレーオフ進出を目指す。

巻き返しを狙うリコーブラックラムズとキヤノン

6位以下だったチームがプレーオフに進出するためには、リーグ序盤から白星を重ねて勢いに乗る必要がある。

まずは昨シーズン、惜しくも6位を逃したリコーブラックラムズ東京。元オールブラックスのSHであるTJ・ペレナラがキャプテンを務め、先頭に立ってチームを牽引する。

続いて一昨シーズンまで、2シーズン連続トップ4だった横浜キヤノンイーグルス。レオン・マグドナルドHCが新たに就任、攻撃ラグビーで上位復帰を目指す。

イーグルスのクリエルとデクラーク‐Journal-ONE撮影

上位復帰を目指すトヨタとダイナボアーズ

トップリーグ時代は4強の常連だったトヨタヴェルブリッツ。今シーズンも元日本代表NO8姫野和樹がキャプテンを務め、『継承と進化』を掲げて、フィジカルラグビーに力を入れている。

さらに、リーグワン在籍3シーズン目、グレン・ディレイニーHCが指揮を執る三菱重工相模原ダイナボアーズ。こちらも、ディフェンスを軸に今シーズンこそ、トップ6に入りたいところ。

リーグワン開幕カードのトヨタとホンダ

今季にかける思いが強いトヨタと三重は東海ダービーが開幕戦だ-斉藤健仁撮影

奮起するホンダヒートと浦安D-Rocks

また、キアラン・クローリーHCが指導して3シーズン目の三重ホンダヒート。来季から本拠地を栃木へ移転する。三重がホームとなる最後のシーズンだけに、今シーズンにかける思いは強い。

一方で、昨シーズン最下位だった浦安D-Rocks。こちらも、グラハム・ラウンツリーHCが新たに就き、上位をうかがう。

リーグワン優勝争いと観戦の楽しみ方

ブレイブルーパスが3連覇を達成するか?優勝経験のあるワイルドナイツ、スピアーズが王座を奪還するか?それとも新たに栄冠に輝くチームが誕生するか?

年々、レベルが上がり、ファンの観客動員数も増えているリーグワン。今シーズンも熾烈な優勝争い、トップ6争いが繰り広げられることは間違いない。

各チームには新・旧の日本代表、そして世界で活躍する各国の代表選手が在籍している。また、応援グッズやスタジアムグルメにも、各チームがこだわりを見せている。

ぜひ、『推しチーム』や『推し選手』を見つけて、全国各地で熱戦が繰り広げられるリーグワンを心から堪能してほしい。

開幕カード一覧

リーグワン ディビジョン1の開幕カード

【12月13日(土)】

・13:00 リコーブラックラムズ東京 vs. 東京サントリーサンゴリアス @秩父宮ラグビー場

・14:05 浦安D-Rocks vs. 三菱重工相模原ダイナボアーズ @ゼットエーオリプリスタジアム

・14:30 トヨタヴェルブリッツ vs. 三重ホンダヒート @トヨタスタジアム

・17:00 コベルコ神戸スティーラーズ vs. クボタスピアーズ船橋・東京ベイ @ノエビアスタジアム神戸

■記者プロフィール
斉藤 健仁
スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。2012年から2015年までエディー・ジャパン全54試合を現地で取材。ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「ラグビー語辞典」(誠文堂新光社)、「今こそ行きたい 欧州サッカースタジアム巡礼」(エクスナレッジ)など著書多数。
≫「X」アカウント
https://twitter.com/saitoh_k
アクセス
ミヘイル・メスヒ・スタジアム
  • 羽田空港 - 飛行機※乗継(18時間10分)- トビリシ国際空港 - Station Square 1(58分)- Opera Theater - Vake-Bagebi(14分)- Stadium of the name Mikheil Meskhi - 徒歩8分
Journal-ONE投稿記者-斉藤 健仁
取材・文:
斉藤 健仁( 日本 )
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