・12月14日(日)11:30 東洋大学vs.帝京大学 東京・秩父宮ラグビー場
→勝者は12月20日(土)筑波大学と秩父宮で対戦
早稲田大学は14大会ぶり出場の関東学院大学の挑戦を受ける
早稲田大学|昨季のファイナル進出再び
大学ラグビー選手権、昨季ファイナリストの早稲田大学。関東対抗戦で明治大学(19-25)と帝京大学(20-25)に2敗。その結果、3位で大学選手権に進出した。
だが、FWはU23日本代表でキャプテンを務めたHO清水健伸(3年)、LO栗田文介、NO8粟飯原謙(4年)ら仕事人が揃う。
BKはCTB野中健吾(4年)、ロングキッカーのSO服部亮太(2年)。さらには、現役日本代表FB矢崎由高(3年)とスター選手が揃う。
まずは関東学院大学を下して、天理大学への挑戦権を得たい。

日本代表でも活躍した早稲田大学FB矢崎-斉藤健仁撮影
関東学院大学|14大会ぶりの復活に期待
関東学院大学は関東リーグ戦で3位に入った。その結果、うれしい14大会ぶりの大学選手権出場を決めた。
共同キャプテンのNO8ラリー・ティポアイールーテル(4年)、HO丸尾瞬(3年)、RP髙田凱斗(4年)らのフィジカルに注目。強みとしているFWのモール、スクラムでプレッシャーをかけたい。
また、BKはスピードのあるSO星遥大(2年)、共同キャプテンCTB安藤悠樹(4年)が引っ張る。

関東学院大学を14年ぶりに大学選手権出場に導いた共同キャプテンNO8ラリー‐斉藤健仁撮影
天理大学|関西王者の底力を見せる
このブロックのシード校・天理大学は、関西リーグ最終戦で京都産業大学に47-15と快勝。その結果、全勝で2連覇を達成した。
伝統のスクラム、モール、粘り強いディフェンスは健在。関西リーグ得点王の共同キャプテンSO上ノ坊駿介(4年)、トライ王のルーキーWTBフコフカ・ルカス(高知中央)、LOアリスター・サウララ(2年)ら、決定力に長けたタレントが揃う。
6月から夏合宿までは部の不祥事で、練習が思うようにできなかった時期もあった。しかし、もともと今シーズンはポテンシャルのある天理大学。大学選手権に向けてしっかりとチームを仕上げてきた。
天理大学創立100周年イヤーに2度目の頂点に立つことができるか。準々決勝で早稲田大学と関東学院大学の勝者と対戦する。

天理大学を引っ張る共同キャプテンSO上ノ坊-斉藤健仁撮影
・12月14日(日)14:00 早稲田大学vs.関東学院大学 東京・秩父宮ラグビー場
→勝者は12月20日(土)天理大学と大阪・ヤンマースタジアム長居で対戦
東海大学と戦うのは関西学院大学か、慶應義塾大学か
京都産業大学|地元関西から躍進を狙う
花園ラグビー場では、関西リーグ2位の京都産業大学と関東対抗戦5位の慶應義塾大学が対戦する。
FL伊藤森心(4年)がキャプテンを務める京都産業大学。PR八田優太、LO石橋チューカ、SH髙木城治、WTBナブラギ・エロニといった3年生が中軸となる。加えて、突破力のあるNO8シオネ・ポルテレ(4年)らもいる。

京都産業大学の中核、NO8ポルテレ‐斉藤健仁撮影
慶応義塾大学|若い力が突破力を生む
一方、CTB今野椋平(4年)がキャプテンを務める慶應義塾大学。
こちらは、伝統の低いタックルと、ハイパントキックでロースコアーに持っていきたい。
今シーズンはFL申驥世、SO小林祐貴ら、ルーキーも大いに躍動。その若い力で、まずはベスト8に進出したい。
東海大学|リーグ戦全勝の勢いそのまま
その勝者を準々決勝で待つのは、2年ぶり14回目の関東リーグ戦王者となった東海大学。今シーズンは全勝でリーグ戦を駆け抜けた。
キャプテンFL/NO8薄田周希、PR杉浦皓亮、NO8ヴィリアミ・マフィ(いずれも4年)らがFWを引っ張る。一方、BKは副キャプテンSH川久保瑛斗(4年)、大型CTBコンラッド・セブンスター(3年)が中心だ。
やはり、FWから試合の主導権を握っていきたい。
・12月14日(日)14:00 京都産業大学vs.慶應義塾大学
→勝者は12月20日(土)東海大学とヤンマースタジアム長居で対戦
大学ラグビー組み合わせに恵まれたブロックに入った明治大学
大学ラグビーの華ともいえる『早明戦』に25-19で勝利。そして、5年ぶりに対抗戦での優勝を果たした明治大学。

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