2023年ワールドカップではスプリングボクスの司令塔としてゲームをコントロール。ハイボールキャッチ、ランも得意で、ライナーズの10番としてチームに勝利を導く存在となるだろう。
これで今季は、日本で計11名の現役スプリングボクスがプレーすることになった。
オーストラリア、フィジー、イタリア代表選手も新加入
静岡ブルーレヴズにセミ・ラドラドラ、三重ホンダにイカニヴェレ
他にも、セブンズ強国として知られるフィジー。今年のパシフィックネーションズ・カップで日本代表を破り、2連覇を果たしたフィジー代表からは2人がリーグワン入りした。
1人は静岡ブルーレヴズの身長190cmのCTB/WTBセミ・ラドラドラだ。
ラドラドラは東京オリンピックの7人制で金メダルを獲得した選手。圧倒的な突破力とオフロードの技術は、試合の流れを一変させる力を持っている。

東京五輪金メダリストのラドラドラ‐静岡ブルールレヴズ提供
そして、三重ホンダヒートにHOテヴィタ・イカニヴェレが加入した。
フィジー代表主将としてチームを率いたリーダーシップが魅力。スクラム、接点、フィールドワークのすべてに強みを持ち、上位進出を狙うヒートにとって大きな補強となるだろう。

フィジー代表主将のイカニヴェレ‐三重ヒート提供
イタリア代表LOディノ・ラム、豪州SOノア・ロレシオも参戦
また、横浜キヤノンイーグルス。横浜には、イタリア代表で活躍する身長198cmのLOディノ・ラムが加わった。
これにより、横浜は空中戦とセットプレーの安定を得るはずだ。
さらに、2027年ワールドカップ開催国であるオーストラリア代表の10番候補、SOノア・ロレシオ。今期からディビジョン2の豊田自動織機シャトルズ愛知に加わった。
25歳ながらすでに30キャップを持つ若き司令塔。ロレシオは、ディビジョン1昇格の鍵を握る存在となろう。
今シーズンのリーグワンでは、ディビジョン1の12チーム中、5チームのキャプテンがニュージーランド、または南アフリカの代表経験者となった。
結果として、今シーズンも各チームに在籍する世界トップレベルの選手たち。彼らのスーパープレーで試合、ファンを大いに盛り上がるはずだ。

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