「それこそが私がつねに意識していることです。出番が来ればできるだけ激しくリバウンドを取りに行き、ディフェンスをする。他のことには意識を向けない。自分は自分の仕事をする。それこそが自分にとって集中を向けていることです。」と話してくれた。
シーズン後半へ向けた重要な局面
プレッチェルはENEOSでは練習場などの施設が整っていると話す。バスケットボールにより多くの時間を割くことができることについて、プレッチェルは「恵まれている」と語った。彼女が従前に所属したヨーロッパのチームではそうではなかった。「体育館にいる時間は短かった」と振り返る。
Wリーグ特有の競技文化
また、Wリーグでは競技に対する向き合い方が過去に所属したリーグでとはやはり異なっているという。おそらくは、日本のチームや選手たちがより真摯にバスケットボールに取り組んでいることを指していたかと思われる。
多くの点で他の国のリーグとは異なっている日本のWリーグとその環境。これについて、プレッチェルは「自身をなじませなければならなかった」と話した。ただし、そう話す口調に後ろ向きなものは感じられなかった。異なる文化、異なる環境、異なるバスケットボール。そうしたものに順応していくことで彼女は、自身の成長が促されるのだと考えている様子にも見えた。

プレッチェル、宮崎、馬瓜エブリンの活躍が欠かせない‐永塚和志撮影
ENEOSが迎える正念場
現在、10勝12敗と負けが先行しているENEOS。Wリーグプレミアの5位に位置している。プレーオフには上位4チームが進出することとなっている。よって、ENEOSは残り6試合となったレギュラーシーズンは重要。ひとつも負けられない試合が続くこととなる。
皇后杯優勝は、そのための勢いをつける結果となった。賜杯獲得に貢献したプレッチェルのパフォーマンス。ここから再開するリーグ戦におけるチームの成否に影響してくるはずだ。

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