韓国代表選手が来日
1月下旬、女子ソフトボール 韓国代表選手が伊予銀行ヴェールズ(以下、伊予銀行)と共に合宿に臨みました。韓国チームの久門監督が愛媛県出身ということをきっかけに2024年から交流がスタート。
そして3回目を迎えた1月。久門篤志監督と藤本あさ子コーチ、そして韓国選手4名が来日し自主トレーニングを実施。今年9月に行われるアジア競技大会 愛知・名古屋(以下、アジア大会)に向けて、さらなるスキルアップを目指しました。
今回、合宿に参加したのはチェ・ヨンジ投手、パク・ミンギョン投手。そして捕手のチョン・ソンヒ選手と遊撃手のキム・アヨン選手。伊予銀行の選手達ともすっかり仲良くなった4人の合宿での様子を取材しました。

今回は4選手がスキル向上を目指します-Journal-ONE撮影
打撃強化を目指す
振り込みで基礎力UP
昨年、チーム初のプレーオフ進出を果たした伊予銀行。しかし、順位をさらに上げるためには打撃の強化が重要だと石村 寛監督がインタビューで明かしました。今回の合宿ではまず徹底的にバットを振り込んでいきます。
打撃練習ではスクワットをしながら打つ下半身を使ったメニュー。そしてバットコントロールをつけるハーフティーバッティング練習。さらに打球の飛距離を伸ばすためのロングティーを実施。
キム・アヨン選手(遊撃手)と、チョン・ソンヒ選手(捕手)はそれぞれ伊予銀行の選手とペアになり、同じメニューを行っていきます。しかしこのメニューがなかなかハード。伊予銀行の選手たちも1週間で手の皮が剥けてしまうほどの強度が高い打撃練習なのです。

ハーフティーバッティングでバットコントロールをつけるアヨン選手-Journal-ONE撮影
それでも体の使い方や意識するポイントがそれぞれ異なるので、それを身につければ打撃での対応力も上げることができるというのです。
辛い中でもアドバイスや、声を掛け合う選手たち。
ソンヒ選手:私は本間(紀帆)選手に打撃の姿勢とタイミング、ポイントについて教えてもらいました。最初に比べて、打ち方もわかるようになって成長できたと思います。
そんなソンヒ選手は実践でもその成長ぶりを発揮。男子投手相手のフリーバッティングで、ヒット性の当たりを連発していました。合宿序盤は、男子ピッチャーの球の速さとキレに全くついていけなかったそう。しかし徐々に慣れていき、合宿終盤には当たり負けしない力強いスイングで対応ができていたのです。

男子投手相手にも力強いスイングを見せるソンヒ選手-Journal-ONE撮影
どんな投手も攻略できるように
ここ最近では他国の投手陣のレベルもぐんぐん上がっています。速球系はもちろん、ライズボールやドロップなどの変化球を使う投手が増加。アジア大会ではそんな投手たちを攻略し、得点していかなければなりません。
アヨン選手:バットの面に長く当てるためにチューブも使った片手で打つ練習や、下半身の使い方を覚えるメニューを学びました。速いボールに適応するためのバッティング方法をもっと研究して強化したいです。
そう振り返ったアヨン選手。木谷謙吾コーチからは速球に対しての、バットの出し方を教わっていました。

含めの球に対するバットの出し方を木谷コーチから教わるアヨン選手-Journal-ONE撮影
フリーバッティングでヒットを連発したソンヒ選手は、
ソンヒ選手:私はバッティングが一番大事だと思います。 いつも投手が相手打線を抑えてくれても、打撃で点数を取れずチームを助けられませんでした。今回たくさん教わったことを身につけて、アジア大会では点数をたくさん取って勝利したいです。そして投手に楽しく投げてもらえるようにします 。
捕手であるソンヒ選手は投手の頑張りを一番近くで見ている選手。だからこそアジア大会でチームを勝利に導く活躍を見るのがとても楽しみですね。
投手力を強化
決め球の変化球を磨く
野手がバッティング練習を行う中、投手陣も基本練習や投げ込みでスキルアップ。これまで投球のアドバイスを受けてきた韓国投手は、速球や変化球の精度も大きく向上。昨夏には伊予銀行との試合はその投手力を活かして、打線を封殺。初勝利を収めたことも韓国チームにとっては大きな自信となりました。しかし投手力は確実に上がっていますが、まだまだ課題が山積み。




















