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ユナイテッドカップ準々決勝|逆転のFTを得てガッツポーズする馬瓜エブリン-Journal-ONE撮影
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そして最後に、相手ウィングの連続アタックをエブリン+梅沢の二段守備で止められるか。トヨタ紡織はウィング陣が角度を変えて連続アタックを仕掛けるチーム。

しかし、ここに対抗すべくエブリンがスイッチで外側の1対1を遅らせ、梅沢がリング直下でショット角度を変えさせる。これにより、相手のペイント内得点機を摘み、紡織得意の“突破力”を削いでいきたい。

ユナイテッドカップ準々決勝|怪我の欠場が心配された馬瓜エブリン-Journal-ONE撮影

怪我での欠場が心配された馬瓜エブリン-Journal-ONE撮影

ユナイテッドカップの歴史に残る名勝負

先手の守備強度でENEOSが勢い付く前半

ユナイテッドカップ準々決勝は、両チームのディフェンスが光る序盤となった。簡単に攻撃の起点を作らせず、パスコースを制限し、ペイントへの侵入を許さない。シュートを放てたとしても、プレッシャーのかかる難しいシチュエーション。

結果、ボールはリングからこぼれ、ディフェンスがしっかりとリバウンドを確保して攻撃権が移っ ていく。こういった展開が続く中、7₋7というロースコアの中で第1Q前半の攻防が続いた。

それでも、宮崎を中心としたパス回しから果敢にペイントアタックをかけるENEOSのオフェン スに、次 第にファ ウルを重 ねたトヨ タ紡織。残り2:30を残してチームファウルが5つとなると、ここから一気に流れがENEOSに傾い ていく。

さらに、ENEOSがペイント内にボールを持ち込む。そして、トヨタ紡績のディフェンスファウルを誘う頭脳的な攻撃が続く。その結果、獲得したFTを着実に沈めて点数を重ねていった。

ユナイテッドカップ準々決勝|ドライブでファウルを誘った星-Journal-ONE撮影

星も縦横無尽にディフェンスを切り裂いた-Journal-ONE撮影

3Pで食らいつくトヨタ紡織

対するトヨタ紡織も、#8 東藤なな子、#7 都野七海の3Pで点差を詰める。しかし、ENEOSがFTを次々とリングに沈めると20-14。今シーズンのENEOSを象徴する“入りの強さ”をユナイテッドカップでも見せ付けた。

続く2QもENEOSは流れを渡さない。#99 オコエ桃仁花、プレッチェルの3Pで前半に一気に30-17。この試合で最大となる13得点差を付けた。

しかし、ここからトヨタ紡織が第1QでENEOSが見せた体を張ったオフェンスを敢行。その結果、今度は残り5分を切ってすぐにENEOSのチームファウルが5を超えた。

すると、都野の3Pで勢いを取り戻したトヨタ紡織が、ファウルからフリースローを獲得し続けた。東藤らが着実にこのショットを沈めると、得点は38₋32。あっという間に5点差まで詰め寄りハーフタイムへと突入した。

ユナイテッドカップ準々決勝|3Pを決めて笑顔を見せるオコエ-Journal-ONE撮影

3Pを決めて笑顔を見せるオコエ-Journal-ONE撮影

一気に飲まれる第3Q

何が起こるか分からないユナイテッドカップ。ここから試合はさらに激しさを増す。第2Q後半からの勢いが衰えないトヨタ紡織は、第3Qに猛追を見せた。

フリースロー、オフェンスリバウンドと多彩な攻撃を見ると、残り5分強を残して#16 山理々嘉が見事 な3Pを 決める。ついに、40-41とトヨタ紡織が試合をひっくり返した。

ここから試合の流れを変えようとする、ENEOS。宮崎を早めに投入したが、完全に勢い付いたトヨタ紡織の攻守を止めることができない。特にトヨタ紡織の強固なディフェンスが、ペイントエリアを守り抜く。ビッグマンも侵入できないENEOSは、オフェンスリバウンドもことごとく奪われる悪循環に陥った。

その結果、第3Qは終わってみれば44-47。ENEOSの攻撃リズムを完全に支配したトヨタ紡織は、第3QのENEOSを僅か6失点に抑えた。こうして、序盤の試合展開とは真逆に流れとなり、最終Qへと向かって行った。

ユナイテッドカップ準々決勝|徹底マークに苦労するプレッチェル-Journal-ONE撮影

徹底マークに苦労するプレッチェル-Journal-ONE撮影

ドラマ本番はここからだった

ここで終わっても十分、記憶に残る名勝負となったが、ユナイテッドカップの物語はこれで完結しない。

負ければ引退となるENEOSの宮崎は、誰よりも早くベンチを飛び出すと、一緒にコートに向かう残 りの4人 を鼓舞。これに合わせて、宮崎引退イヤーを共にENEOSで戦うことに決めたエブリンも若手に大きな声で若手に指示を出す。

何とか序盤に追い付きたいENEOSだったが、トヨタ紡織は奥山が再び3Pを決めて引き離した。それでもエブリンが鉄壁の内角に侵入してシュートを決めると、ここから一進一退の“点取り合戦”が始まる。

アクセス
横浜武道館
  • 東海道新幹線 新横浜駅 - 横浜地下鉄ブルーライン(20分)- 伊勢佐木長者町駅 - 徒歩9分
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取材・文:
Journal ONE( 編集部 )
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