WBCで盛り上がる東京ドーム
ついに野球世界一を決めるワールドベースボールクラシック(WBC)が開幕した。そんな1次ラウンドのPOOL Cの舞台は東京。これまで多くの名勝負を生んだ聖地・東京ドームが再び歓喜の渦に包まれた。
国際大会でしか味わえない興奮と熱狂。そんなWBCの1次ラウンドは5チームが参戦、そして2次ラウンドに進めるのは2チームのみ。2枠をかけて激戦が繰り広げられるのだ。
3月5日の初日に開幕試合を行ったのは韓国vsチェコ共和国(以下、チェコ)。注目の初戦に両国のファン達も応援に熱が入り、スタンドは大盛り上がり。その様子を見て、WBCの幕開けをより実感することができた。

東京が海外の雰囲気に包まれた-Journal-ONE撮影
韓国野球の強さを世界に証明したい
韓国にとって近年のWBCは祭典ではなく、繰り返される悪夢となっている。これまで2006年の第1回大会はベスト4。続く2009年の第2回大会では2位と韓国野球の強さを証明し、日本との対戦も記憶に残っている。しかし、第3回大会以降は全て1次ラウンド敗退という成績が続く。この結果は韓国野球界にとって重い課題となっていたのだ。
なんとしても挫折の連鎖から抜けだしたい韓国。そんな中で迎えた今大会、メジャーでも活躍する選手たちがメンバーに入り1次ラウンド突破に期待が大きくかかっている。韓国野球の逆襲がついに始まる。

韓国は今大会で2次ラウンド進出なるか-Journal-ONE撮影
大番狂わせのチェコが東京で再び
チェコは2023年の第5回大会、1次ラウンドで中国に劇的勝利をしたことで注目度が一気に上がった国だ。さらに、前回大会の日本代表選手とのいくつもの交流が話題となり、試合後の微笑ましい光景がもう一つの見どころとなっていた。
そんなチェコ代表選手たちだが、本職が野球選手ではないのも日本中を驚かせた。今回もハディム監督が神経内科医であったり、投手陣には消防士、ロケットエンジニア、不動産業。さらに中学校の英語教師がいたり、建設現場の監督、イエール大学に入学予定の学生もいるのだ。
日本の野球界とは全く違う世界のチェコ。相手チームへのリスペクトを込めた拍手で試合を終える姿が、日本人の心を掴み、日本からの応援も熱いチームだ。

チェコ代表への注目度も一気に上がった-Journal-ONE撮影
各国からファンが集結
開場前の東京ドーム。
今回、観戦した三塁側のチェコ代表のスタンドは、

ファン同士が笑顔で交流するチェコ側の応援席-Journal-ONE撮影
初戦から打線爆発の韓国
韓国代表の先発投手はソ・ヒョンジュン #30。チェコは2番のマルティン・チェルヴィンカ #78が中前安打を放ち出塁。初回からWBC初安打が生まれてチョコスタンドも盛り上がる。
一方、チェコ代表の先発投手はダニエル・パディシャーク #42。2025年2月にはプロ野球(NPB)イースタン・リーグに参戦する ”オイシックス新潟アルビレックス” に加入していた選手だ。そこでのプレー期間は約半年と短かったが、今回再び日本でプレーできることに喜んでいたという。
試合は1回裏、韓国代表の攻撃。1番のキム・ドヨン #5が四球で出塁すると、その後メジャーリーガーの3番イ・ジョンフ #22が右前安打でチャンスを広げた。4番のアン・ヒョンミン #23も四球を選び満塁をつくると、

メジャーでも活躍するイ・ジョンフ選手の打席にはファンも盛り上がる-Journal-ONE撮影



















