チェコ代表がまたも日本を魅了した!WBCの熱狂と深化する絆
チェコ代表 が参加したWBC東京ドーム1次ラウンドは、侍ジャパンが4戦全勝で首位通過。日本中が熱狂に包まれた。
2月の宮崎キャンプから続く侍ジャパン連覇へのロード。日本でのクライマックスとなる東京ドームは圧倒的な盛り上がりを見せた。日本戦チケットはプラチナ化し、他国同士の試合にも多くのファンが詰めかけた。
特に海外からの来場者の多さは、WBCが真の国際大会へと成長したことを示す。どの国の試合でもそれぞれのユニフォームに身を包んだ海外ファンが目を引いた。WBCが世界中で注目されるイベントになったということを実感する大会だった。
そんな中、今大会では侍ジャパンだけでなく、チェコ代表にも大きな注目が集まった。前回大会で大谷翔平が三球三振に倒れた試合後、「レベル云々は関係なく、良いチームでした。」と語ったことが、日本のファンの関心を一気に高めた。

チェコからも多くの応援団が駆け付けた‐Journal-ONE撮影
チェコ代表の原点:2015年U-18来日と和歌山大学との交流
今回のWBCでも話題となったチェコ代表の主力選手たち。実は10年前にも来日していたことをご存じだろうか。
2015年8〜9月、大阪で開催された第27回WBSC U-18ワールドカップに出場したU-18チェコ代表。その大会前に、和歌山大学硬式野球部と練習試合を行い、深い交流を育んでいた。
和歌山大学の大原弘監督は、「恩師である竹中雅彦先生(故人)とのご縁で交流が実現した。」と振り返る。竹中先生は、和歌山県立桐蔭高校出身の高校野球指導者。星林高校時代には小久保裕紀(現ソフトバンク監督)を指導し、当時は日本高野連の事務局長であった。そして、この交流を後輩の大原監督に打診したという。
U-18チェコ代表の来日は、日本政府の国際貢献策「Sport for Tomorrow」の一環。スポーツを通じた国際交流を目的としていた。
当時のU-18侍ジャパンには、森下暢仁、清宮幸太郎、郡司裕也、オコエ瑠偉ら、後にプロで活躍する選手が名を連ねていた。

11年前に交流したU18チェコ代表と和歌山大学-和歌山大学提供
現在につながる選手たちの成長
WBCで侍ジャパンと互角の戦いを見せたチェコ代表 の選手たち。実はその主力の多くが、2015年の来日メンバーだった。
• オンドジェイ・サトリア(Ondrej Satoria):WBC2023で、大谷翔平を三球三振に仕留めて話題に。今大会でも日本戦に先発し、4回2/3を被安打6無失点と好投した。11年前のU-18でも、2試合に先発して防御率1.42の好成績を挙げていた。
• ボイテハ・メンシク(Vojtech Mensik):WBCの日本戦では2番・ショートでスタメン出場。U-18では打率.385と、U-18チェコ代表の主軸を務めた。

メンシク(Vojtech Mensik)もU18代表で来日していた‐Journal-ONE撮影
• マレク・フルプ(Marek Chlup):WBCの日本戦では3番・センターでスタメン出場。U-18では打率.310と、WBCでの活躍を予感させた。WBC2023での活躍が評価され、2025年には巨人でプレー。チェコ出身選手初のNPBプレーヤーとなった。
• マルティン・チェルビンカ(Martin Cervinka):WBCの日本戦では7番・サードで出場。U-18でも30打数8安打と活躍。

WBC韓国戦のチェルビンカ‐Journal-ONE撮影
• フィリップ・チャプカ(Filip Capka):WBCの日本戦では、最終回にワンポイントとして登板。U-18では外野手として来日し、2本の安打を放った。
和歌山大学とのパフォーマンス交流
和歌山大学との試合は台風の影響で7回コールドの6対6。試合後、和歌山大の選手が泥だらけでベース一周パフォーマンスを見せた。すると、チェコ代表の選手も呼応して同じパフォーマンスを披露したという。

悪天候でぬかるんだグラウンド‐和歌山大学提供




















