
優勝して笑顔の東福岡フィフティーン-斉藤健仁撮影
最も大会で輝いた選手は?
まず、個人的にMVPを選ぶのであれば、1試合平均44得点を挙げて優勝した東福岡の10番。アタックを引っ張ったSO(スタンドオフ)川添丈(3年※学年は新学年)だろう。
特に決勝では前半に先制トライを挙げただけでなく、プレースキックも5本中4本決めた川添。司令塔としての役割を全うした。1年時から試合に出続けていた川添。「決勝の舞台は初めてだったが、今までの経験があったので、焦りも緊張もなかった。余裕を持ってプレーできた。」と振り返った。
「高校では初めての日本一で、勝った瞬間に気持ちいいなと思った。」という川添。今後、花園に向けて追われる立場となるが、「昨年度の花園は、桐蔭学園が優勝しているので、花園で桐蔭学園を止めるのが目標です。もっともっと良いアタックができるように練習していきます。」と前を向いた。

先制トライを挙げた東福岡SO川添。チームを日本一に導いた司令塔だ-斉藤健仁撮影
セットプレーで存在感を見せたフロントローの選手たち
続いて選抜で活躍し、個人的に印象に残った選手を挙げていきたい。ポジション別に、まずはFW(フォワード)の選手から見ていく。
プロップ(PR)
FW最前列、PRでは、東福岡の左PR江副佑二郎、右PR武田琢磨(ともに3年)。そして、桐蔭学園の右PR早川駈琉(3年)は大会を通して高いパフォーマンスを発揮した。
他にも佐賀工業の右PR江越徠翔、國學院栃木の主将で右PR岡田佑獅朗。加えて、大分東明の双子の左PR神﨑裕仁・右PR喜裕(いずれも3年)はセットプレーの安定に貢献していた。
フッカー(HO)
セットプレーの要である2番のHO。東福岡の米田来海(3年)は決勝でモールから2トライを挙げた。スローイングが上手く、東福岡のセットプレーを引っ張った。

東福岡の強力FW。最後尾が決勝で2トライを挙げたHO米田-斉藤健仁撮影
また、佐賀工業の入江日向(3年)はセットプレーの安定に寄与し、桐蔭学園の木俣蒼司郎、大阪桐蔭の金井琉晟(3年)も、ボールキャリーで目立った働きを見せた。

力強い突破を見せる大阪桐蔭のHO金井-斉藤健仁撮影
高さと機動力を誇ったバックファイブの選手たち
ロック(LO)
続いて空中戦の要のLOだ。東海大大阪仰星の延與智裕と、佐賀工業の北村賢斗と本田隆成(いずれも3年)のツインタワーは迫力があった。

佐賀工業のモールを引っ張ったLO本田-斉藤健仁撮影
他にも大分東明の篠田英作、茗溪学園の熊谷響志郎(ともに3年)は存在感を示し、東福岡の井上豊大、桐蔭学園の身長197cmの原品瑞帆(ともに2年)は将来性抜群だ。

桐蔭学園LO原品。藤原監督が「桐蔭のイトジェ」と呼ぶ逸材-斉藤健仁撮影
フランカー(FL)、ナンバーエイト(NO8)
最後はFL、NO8のバックローだ。決勝に進出した東福岡のFL吉川元基、桐蔭学園のFL堺史道、そして佐賀工業のFL石川樟樹(いずれも3年)はキャプテンとしてチームを引っ張った。

プレーでもチームを引っ張った東福岡の吉川主将-斉藤健仁撮影

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- 取材・文:
- 斉藤 健仁( 日本 )

















