
太陽誘電は小松優月にも本塁打が飛び出した‐JDリーグ提供
うーむ、どうやら私はそんなパワーとは無縁の、ビール片手にウロウロしているただのおじさんだったようだ。それにしても、左の一番バッターでマルチホーマーって、この藤森という選手はソフトボール界の大谷翔平みたいな選手である。まさか投手、できたりしないよね?
17時を回り、照明の灯り始めたスタジアムで終幕を迎えたゲームは、最終的に本塁打4本が飛び交う空中戦を制した日立が6-2で勝利。試合終了後は、日立応援団が勝鬨さながらに「この木なんの木」を演奏。しばらくは、この曲が頭を回りそうだ。やはり、誰もが知っているシンボル的ソングを持っているのは、企業として大きな強みである。

試合後にファンに向かい整列する日立サンディーバの選手たち‐平床大輔撮影
試合後、球場の外へ出ると、日立の関係者が「←日立写真撮影会」というプラカードを手に立っている。聞いてみると、これから公園の広場でファンと選手たちの交流会があるとのこと。ほう、と思い、ファンの方々に混じって待っていると、程なくして選手たちが登場。
整列して簡単な挨拶をしたかともうと、選手たちからファンの方へ突撃し、積極的に交流を図っている。夕暮れ時の秦野で、なかなかに素敵な光景を見ることができた。仕切っている人の口ぶりからすると、前日の試合後もこれと同じ催しがあったようで、多分、日立の選手たちは毎試合後、これを行っているのだろう。

日立サンディーバの積極的なファンサービス-平床大輔撮影
デンソーのバウター推しになりそうだったおじさんは、にわかに日立のファンの仲間入りをしそうになったのであった。
