オリンピックホールの多目的競技施設
次にソフトボール場に到着。すると、トイレなどを共用する3階建てで、延べ床面積14,149㎡の大きな建物が一塁線に沿って現れる。ここは、“オリンピックホール”という名の室内競技複合施設。たとえば、セパタクロー、スカッシュ。そして、卓球。その他に、ハンドボール、バドミントンといった競技にも対応する。何といってもこの室内競技場、世界級の強豪選手たちを輩出する施設なのである。

3階建ての巨大な副業競技施設“オリンピックホール”-Journal-ONE撮影
スポーツが世界中の人と人とを笑顔で繋ぐ
2017年にオープンした鎮川ナショナルトレーニングセンター。実は、日本のスポーツにも良い影響を与えている。たとえば、日本のナショナルトレーニング施設の最高峰である“味の素ナショナルトレーニングセンター”。そのメソッドを活かしたいと、スポーツ立国推進の最前線で旗を振る遠藤利明前自民党総務会長も視察に訪れたという。
日本のオリンピック躍進に影響を与えた施設
2006年のトリノオリンピックで、わずか金メダル1個に終わった日本代表のアスリートたち。しかしながら、2021年に延期された東京オリンピックでは、金メダル27個を含む過去最多の58個のメダルを獲得。続いて、2023年のパリオリンピックでは、海外の大会での最多獲得数となる金メダル18個を獲得するまで復活した。この道程には、実はこの鎮川ナショナルトレーニングセンターから得た学びがあったことは間違いないと言われている。
スポーツを介し、時には最大のライバルとして、教え、教えられる友人であり続ける国、韓国。その韓国のスポーツ事情を、もっと良く知ることで、スポーツを楽しむ健康で豊かな生活はより充実していくだろう。

実力も人気も切磋琢磨する韓国のプロ野球-Journal-ONE撮影
アジア大会に向けた国際交流の推進
Journal-ONEでは、来たる2026年の秋に愛知県名古屋市を中心に開催される“第20回アジア競技大会(アジア大会)”を応援している。これからも、国内はもちろん海外のスポーツ事情やチーム、そして選手らを紹介し、国際的な友情と平和の促進に貢献していきたい。






















