第4章から続く
伊予銀行ヴェールズとJR四国がタッグを組んで四国の魅力を紹介する ”四国を元気に!プロジェクト” 。2025年7月に行われた高知県ものべがわエリア編のレポーターは、伊予銀行ヴェールズの安川 裕美選手、井上 瑞希選手、竹光久莉寿選手です。
前回の第4章ではアンパンマンの生みの親・やなせたかしさんの生涯の作品を巡る ”やなせたかし記念館” で多くの作品に触れて ”やなせたかしワールド”を堪能した3人。

やなせたかし記念館で多くの作品に触れた安川選手、井上選手、竹光選手-Journal-ONE
今回はお腹を空かせた3人にぴったりの高知県の郷土料理や、高知県の美味しい水と素材から作るクラフトビールを紹介していきます。
地域の方と手作り田舎寿司に挑戦!-奥物部ふれあいプラザ

自然に囲まれた奥物部ふれあいプラザーJournal-ONE撮影
さて、続いては高知県の郷土料理を3人に実際に作らせてもらえるということで ”やなせたかし記念館”よりもっと山の奥へ進んだ先にある ”奥物部ふれあいプラザ” にやってきました。車で移動してきた3人が車から降りると360度自然に囲まれた景色を見て思わず深呼吸。空気の美味しさを感じていると香美市役所 物部支所の近藤さんが笑顔で迎えてくれました。
近藤さん:こんにちは。ようこそ、奥物部ふれあいプラザへ!
招かれて建物の中に入ってみると調理部屋に多くのお母さんたちが。ここでは香美市 食生活改善推進協議会 物部支部の方たちに高知県の郷土料理 ”田舎寿司” の作り方を教えていただきます。田舎寿司とは高知県の山間部を中心に伝わる郷土料理で、魚を使わず、山の幸を活かした独特な押し寿司のこと。高知県の伝統食を初めて作る3人は、どんな料理ができるのか楽しみな様子です。

エプロンとバンダナを着けるのを手伝っていただき準備完了!-Journal-ONE撮影

体験前に食生活改善推進協議会 物部支部のお母さんたちと記念撮影-Journal-ONE撮影
「それでは作っていきましょう。お寿司と言っても具材は山で採れるものなのでイメージとは違うと思いますが、作り方は同じです。酢飯を一口サイズに握って、上に好きな具材を乗せてください」
安川:お寿司を握ることもなかなかないので楽しみです!それにしてもこの酢飯、柚のいい香りがしますね!
部屋の中に広がる柚の爽やかな香り。実は高知県は日本有数の柚の産地であり、山間部では昔から家庭でも多く栽培されてきました。そのため、手に入りやすい柚を酢の代わりに使う文化が根付いていると言います。
いくつかお手本を見せてもらったあと、いざ実践!今回の田舎寿司の具材はこんにゃく、椎茸、たけのこ、みょうが、そして高知県で食べられるというハスイモの茎の部分のリュウキュウの5種類。慣れない手つきで丁寧に握っていきますが、酢飯の量や握る力加減に苦戦してしまいます。

形を崩さずにお寿司を作り上げるのはなかなか難しいようですーJournal-ONE撮影
竹光:具材が柔らかいから、綺麗な形を作るのが難しいですね。袋状になっているこんにゃくはお米の量が多くなってしまって、少し破れてしまいました。
いくつかお手本を見せてもらったあと、いざ実践!今回の田舎寿司の具材はこんにゃく、椎茸、たけのこ、みょうが、そして高知県で食べられるというハスイモの茎の部分のリュウキュウの5種類。慣れない手つきで丁寧に握っていきますが、酢飯の量や握る力加減に苦戦してしまいます。

慣れた手つきで一気にお寿司を握り上げますーJournal-ONE撮影
井上:よく食べる海鮮のお寿司とは違って、具材の形が様々で見ていて新鮮ですね。握っているときも、とてもいい匂いがしていたので早く食べたいです!
手作り田舎寿司!その味は…?




